新月の願い事はされましたか。

先日時間差で来沖していたTTメンバー達。その中で息子とだんな様とで訪れていたユミちゃん家族とご一緒して、とても気持ちのいい時間を過ごしました。産後ヨガのプライベート・レッスンをしていて、赤ちゃんがいかに母親の行動に敏感かというのはよく解ります。滞在中息子のイトくんは一度爆発しましたが、一緒にいてとても楽、というかユミちゃんの母親としての接し方がとても心地好かったのです。

だんな様もそうですが、ユミちゃんは「~しなさい」「ダメ」「ほら、ちゃんと~して」などの言葉を一切使いません。爆発してわが家の玄関で泣き叫ぶイトくんをほって置き、しばらくしてみんなの居るダイニングに彼が歩いてくると「うんうん、解るよ。」と言いながら近づいて抱き上げました。イトくんは2歳半のとてもお行儀の良い男の子ですが、毎日知らない人と新しい場所に行くなどの刺激の強い時間を過ごし、少しお疲れ気味だったようです。次の日は今帰仁城御山ツアーに行きましたが、あの長い石段をひとりでどんどん昇り降りしていました。


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-yumiIto

スタジオのプロップスでくつろぐユミちゃんとイトくん。島バナナのロー・スナックをパクパクぺろり。


公共の場で母親が感情的に子供に言い聞かせるのを聞くのは不快ですが、ユミちゃん家族と居てそういう思いを一度もしませんでした。イトくんも怒られるような事をしませんが。面白いのでいろいろと観察してしまいました。階段を降りる時も、ユミちゃんは後ろを歩きません。先にひょいひょいっと降りて行き、イトくんが続きます。ここは無理かな、という場所ではお父さんが抱き上げていましたが、2人とも必要最低限の危険回避はして、イトくんはひとりで歩きます。

彼は周りの空気もよく感じていて、ユミちゃんが胃痛に襲われて岩に座って休んでいると近づいて行き、横に座ってみんなが城壁を歩き回るのを見ていました。母親の変化に敏感なのは当然ですが、もうひとつ面白かったのは、家族以外にも同じように敏感だったことです。私が強い気を感じるために入っていけない城外のノロの火の神の祠にヤッチャンとユミちゃん家族が向かっていた時、一人進まずにみんなを待っていた私を歩きながら何度も振り返っていました。

もちろんぐったり疲労してしまう事もある子育てだと思いますが、食事の時もニコニコしながらイトくんを囲んでいるユミちゃんとだんな様を見ているのは気持ちが良く、戻ってからヤッチャンと2人、何だかとっても特別な時間を過ごさせてもらったねと話しました。




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