沖縄に来て3年目になりますが、この旧盆は初めての感覚をたくさん感じています。初日のお迎えの日は、朝から島全体がいつもにも増してスピリチュアルな空気に満たされているのが解りました。そしておそらく米軍のリスペクトによるジェット無音の穏やかな静けさ、感じられましたか?

オキシャンティのスタジオがある沖縄市松本は、時々嘉手納ベースのジェットが通ります。頻繁に騒音があるわけではありませんが、大きいのが来ていたり何か緊迫するような事情があった場合は、耳を覆うほど大きな音がすることもあります。風を切る、というと何だか格好いいようなイメージですが、まさしく風を切り裂くようなジェット音は不快でしかなく、昼間のクラスの瞑想やシャバーサナ中に通るとがっかりです。
あの音を毎日、すぐ頭の上で聞いている戦地の子供たちがいます。心から平和を願います。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-yinClass旧盆はスタジオお休みでしたが、ご希望があって初日の午後の陰ヒーリングクラスはオープンしました。陰ヨガするにはとってもいい環境ですね、ジェット音がないと沖縄ってこんなに穏やかなんですね、と口にしながらゆったりと過ごした至福のひと時。「お風呂から上がった後みたい。」とおっしゃったご参加のユウコさん、エリナさんと同じく、私もクラス終了時にはスッキリしていました。いらしていただき、ありがとうございます。

夜は道ジュネ、ご先祖のお迎えに子供たち、若衆が練り歩きます。道ジュネのジュネ~とは何だろうか、と長いこと思っていましたが、先日ワイン食堂のNAPO’S KITCHENでお話した方から「巡礼」だよ、と教えていただきました。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-walk


沖縄のお盆は威勢のいいエイサーでご先祖をお迎えしたり、内地のそれとは雰囲気が随分違います。生食用ではありません、と書かれた大きなパイナップルが飾り用で売られていたり、トウキビも食べるのではなくご先祖達が杖に使えるように、とお供えするそうです。見た事はありませんが、仏壇にはたくさんのご馳走が供えられるのでしょう。キッズヨガTT同期のひとりが、以前旦那さんの実家である内地の法事に出て驚いたと話していました。仏壇に供えられたご先祖用のお膳があまりに小さく、ご先祖をほったらかしでみんなでご馳走を食べているように見えたのだそうです。

異人たちを迎える旧盆中は海に入ってはいけないとも言われ、ウインドサーファーのパートナーも大人しく家で草刈などしております。お隣から大きなパパイヤを二ついただきました。

そして昨日の満月はブルームーンでしたね。ひと月に2度満月があるのをそう呼ぶのだそうです。ご希望のあったパワー上級のクラスだけはオープンして、いつもの満月のようにプラナ・シャクティを感じる若返りの瞑想をしました。

スタジオ・クローズをご存じなく午後のクラスにいらしていただいた方々には、たいへん申し訳ありませんでした。



今日は送りの日。夜通し宴が続くようです。




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