2009年に私がNYから東京へ戻ってきた時にショックだったのは、野菜があまり美味しくない、野菜本来の味がしないと感じたことです。NYではオーガニックの野菜、食材を専門に扱うデリやスーパーマーケットも数多くあり、ヨーロッパ程ではないですが、日本に比べて値段も安く日常的に食べていました。


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-apples

オーガニック食材・デリショップのリンゴ棚。リンゴの種類の豊富さにも驚きますが、上に吊るされているドライド・ファンガス、乾燥きのこの種類の多さにも圧倒されます。


日本人は元々日本のものではないものも含めてたくさん美味しいものを作っています。シングルモルトや白ワインなど(ここでの例はお酒ばかりですが)世界で高評価を受けているものも少なくありません。でもどうして美味しい野菜が最近少なくなっているのでしょうか。NYのオーガニック野菜は美味しいです。今回改めて思いました。

沖縄に来てから食べたいな~と思い出すNYの食材の筆頭はポータベロ・マッシュルーム。この濃厚な味の肉厚なきのこは実はクリミニ・マッシュルームが大きくなったもの。嘉手納ベース内のスーパーマーケットに連れて行ってもらった時には真っ先に探しました。その他にもリーク、スプラウツ(芽キャベツ)、ビーツなどがありますが、ビーツは昨年近くのファーマーズ・マーケットちゃんぷるー市場で大量に並べられているのを見て以来、比較的ラクに手に入ることがわかり、先日も見かけて買ってきました。

ビーツはただガーリックと煮る簡単な料理でも美味しいです。正しく使ってみよう、ということで昨年はボルシチも作ってみましたが、今回はレンズ豆のスープに入れたのとキャロットソースを作りました。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-carrotBeetsSouce 私自身は大好きなのですが、トマトは陰性がとても強いので厳しくマクロビオティックな方は食べないのです。トマトソースの代わりにキャロットソースを作るのですが、今回は手に入れたビーツも使って色もますますトマトソースのようなばら色の仕上がり。ビーツの土臭さもありません。

まずは大豆ミートのひき肉タイプを使ってヴィーガン・ボロネーズを作ります。干したシメジとシイタケから旨みを出て、野菜とグルテンだけのソースとは思えない濃厚な美味しいソース。
沖縄の道端によく咲いている貝割れ大根のような味がするナスタチウムのお花と一緒に食しました。飾って食べられる沖縄の好きな食材のひとつです。



OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-veganBoronese










一日一回、一円の盲導犬支援のクリック募金、
こちら からお願いします。