ご無沙汰しました。オキシャンティのナミです。まだヨーガ修行で出かけております。

ヨーガ修行中なのにランチパーティー?とのお声も聞こえてきそうですが、今月5日に渡航したのはまずは親友のウェディングに出席するためでした。しかもグルーム、新郎の親友達、アッシャーズのひとりとして。
まずはその様子のご報告をしたいと思います。

Bachelors

ウェディング前日に始めて顔を合わせた私の両隣りのふたり、NicoとBram。
左端は新郎のKun-I、グラッドスクールの同期生です。



さて、4月8日のウェディングパーティー直前まで忙しかった各面々、ようやくその前日にランチで集まることができました。私は全員を知っていますがNicoとBramは初対面。
こういった事はときにあり、新婦側に就くブライズメイドの話ですが、結婚前のブライダルシャワー、旅行や時に花嫁衣装のセレクトにも関わったりと、ウエディングに至るまでよく知らない新婦の友達との共同作業に身も心もへとへとになるケースなどよく耳にします。うちらは馬鹿騒ぎのバチェラー・パーティーもしなかった(できなかった)し、前の日に顔合わせをしてお互い久しぶりの再会を喜び合い、初顔合わせのメンバーはお互いを知り合うという平和なランチを数時間過ごしました。

平和で良かった、と言うのもKun-Iと私は初顔合わせのふたりのことを少し心配していたのです。

私たちはみんな、基本的にアーティストまたはクリエイターです。私自身は今はヨーガに専念していますが。基本的に、というのも各人の専門だけでは食べていけずに例えばかつてNicoは大工のバイトやウェイターをしたりしていましたし、私は誰かのFlashムービーの制作を手伝ったり、元教授の作品制作のアシスタントなどしました。その中でそういった経験が全く無いのがBramです。彼は生粋のニューヨーカーでジューイッシュのお金持ちの幸運な息子(ゴメンBram、でもそうだよね)です。好きなことがお金の心配なくできる環境にいるのが悪いわけではありません。みなさんそれに超したことはない。ただ大きな懸念というのは、Nicoは子供のようにはしゃぐのが好き、Bramは80のお爺さんの思考を持つ青年なのです。さて?


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Nicoとパートナーとのパフォーマンス記事を探すバチェラーズ。微笑ましかったです。

やはり最初は予想どおりな何やらぎくしゃくした空気が流れました。遅れてきたNicoが奧の背もたれがある側に座っていた私の隣に飛び込んでから暫く、挨拶を交わすやいなや向かいのBramには横向きに、私に体を向けて話し続けるとテーブルはふたつに割れ、会話も。それも食事が来てからは4人がひとつになりました。会話はピナ・バウシュから最新の奥行き全てにフォーカスできるカメラまで、そこから派生したブレード・ランナーのリメイク版、など多方面に渡って最後は和気藹々。

news


カフェに置いてあったNYタイムズに記事が載っているはずだと探すNicoを囲んでヤイヤイ言っている新しい仲間達を見てニヤリとしていました。あー、何だかとってもホーミーな気分。

私たちが仲良く納まったのはそれは笑いの種類が同じだからです。かなりダークなユーモアもあるのですけれど。NYに住んでいるんですから鍛えられますって。私は今は沖縄でかな~りゆるく平和になったような気がしていましたが、戻ってしまいますね。言葉づかいも。もう少し観察してみます。

やはり結婚式まで一気には書けませんでした。次回は本番のレポートお届けします。スニークプレビューとして我がベストマン&アッシャーズの勇姿を。

pola




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