ウインドサーファーのパートナーが与論島にお出かけ中なので、家には今車がありません。日曜日、沖縄バスデビューしようと、琉球バスの62番で松本から大湾まで行ってみることにしました。読谷の清流舎まで、次回の食事瞑想や太陽礼拝108回のフライヤーをお届けです。
バス停は5分ほど歩いた距離でしたがバスが来ません。私の前に着いた人も居て、随分長いこと待っているご様子でした。そうしていると運動着にゼッケンをつけて歩いている人たちが何人か通り過ぎてゆきます。そうか、今日は沖縄マラソン。ブンユウさんも10キロ走る、と話していました。ということはバスはどこかで停められているのかも。と考えたらタクシーが近づいて来るのが眼に入り、思わず手を上げてバスデビューとはなりませんでした。

スタジオからbio cafe清流舎までは車で15分くらいの距離なのですが、タクシーでは1500円もかかって、びっくり。弘子先生に話したら帰りは送っていくわよ、とおっしゃいます。そんなわけにはいきません、と言うといいのよ、ついでもあるし。そういう時は連絡してね、と会話はおしまいになりました。車で送っていただき、降りる時には再び念を押されます。こういうときは遠慮しないで連絡してね。

有り難い。沖縄に来て、とても素敵な出会いがたくさんあります。人と人との繋がりが濃いというか、NYもそうでした。


OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-lilacs

アパートのそばにあるユニオン・スクエアでは毎週ファーマーズマーケットが開かれて、季節の花や果物が並びます。ライラックの花は4月。今年もちょうどその時期に行く予定なので楽しみにしています。



マンハッタンで住んでいたアパートから1ブロックの距離に美味しいジューイッシュの小さなレストランというよりはイートインデリがあります。オーナーのMurrayはベンダー(通りでよくベーグルやホットドックなどを売っている屋台のようなもの)から初めてお金を貯め、ついにそこにMurray's falafel というお店を開いたのでした。その彼が、お店に行くたびに「ナミ、ちゃんと食べているか?」と聞くのです。遊びに来ていた妹と一緒に行った時も聞いていました。いつも聞くのである日「いつも心配してくれるね」と言いましたら、ジューイッシュ特有のものだと言っていました。
卒制で学校に遅くまで残っていたある晩、ブルックリンにあった学校は10時以降キャンパスの外に出るのはあまり宜しくない環境なので、ギリギリまでラボにいて食事もせずにいた私はハラペコで、マンハッタンに戻る道行きひたすらMurrayのファラフェル・ピタサンドイッチを目指していました。閉店10時ギリギリに駆け込んだ私にワタワタと近づいて来たMurrayに「ずーっとここのご飯のことを考えてた」と言うと、厨房側に居た従業員が顔を上げて「誰かが僕らのことを想ってくれてるなんて素敵だね。」とにっこりしてくれます。Murrayはそれに頷きながらピタの中に入れるものをあれこれと指示して私にスペシャルサンドイッチを作ってくれました。

ファラフェル、ひよこ豆を使った中近東のコロッケですが、私はNYに行ってこのジューイッシュ・フードが大好きになりました。





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