チャクラはサンスクリット語で車輪、輪、といった意味を持ちますが、プラーナの通り道であるナーディ(経絡)が無数に交差するポイントです。象徴的なエネルギーの中心的な部位で、心と身体の結びつきを最も実感しやすいと教わりましたが、まさしくチャクラが整うと安定した下半身に背筋がまっすぐに伸びて、心が落ち着いています。

チャクラを調整するといってもイメージが湧きにくいかも知れませんが、全てのアーサナは瞑想でもあり、チャクラを調整するためのものでもあります。それぞれのチャクラにはその固有の波動に応える音があり、ビージャ・マントラ(種子真言)と呼ばれます。ビージャ・マントラはチャクラだけにあるマントラではないのですが、本来は意味が無く、力のある波動を発する音なのだということです。ひとつのチャクラに音はひとつだけではありませんが、チャクラ瞑想ではそれぞれの中心にある音を唱えたりします。

OkiShanti 沖縄、ヨーガ。-LotusSeeds


ムーラーダーラ・チャクラ LAM
スワディシュターナ・チャクラ VAM
マニプーラ・チャクラ RAM
アナーハタ・チャクラ YAM
ヴィシュッダ・チャクラ HAM
アージュニャー・チャクラ OM

チャクラはまさしく車輪のように常に回転しているので、独楽を回すイメージで調整するといい、とAkira先生がおっしゃっていました。瞑想しながら唱えたいところですが、マントラは発音がとても重要だ、とおっしゃる専門家の方々もいらっしゃるので慎重に。
私個人としては、日本のお経やチベット仏教のom mani padme humマントラ など、元々の梵語の発音とは違っても受け継がれているものもたくさんあるのだし、いいのでは?と思うのですが。



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