鼻呼吸

今年初のスノーケリングに行ってきました。朝はゆっくりだったので、近場の北谷は砂辺海岸へ。家から車で20分です。

バイクやジョギングをしている人達もいますが、この日差しの下で大丈夫なんでしょうか。

通称「お花畑」と呼ばれるソフトコーラルを含む美しい珊瑚がたくさん生息しているスポットで、ニモ、クマノミも泳いでます。小さな体を揺らしてかなり鼻先まで近づいて来るのですが、フレンドリーなのではなく威嚇しているのだそう。

お昼くらいだったので、干潮でかなり引いていました。
引き潮であちこちにできた水溜りに取り残されて泳いでいる鮮やかな青の魚たち。何ていう名前なんでしょうか。














沖縄に来て、去年人生で初めて本格的なスノーケリングをしたのですが、その魅力にすっかりはまっております。まずひとつは、これほどきれいな海に潜った事はありません。沖縄のさんご礁は世界で最も美しい、その通りだと思います。そして海に潜る、という行動にも惹かれています。ダイビングとヨーガは似ていると言った友人がいて興味を持ちました。中性浮力という、無重力空間に居るような水中浮遊を体験するテクニックが、ヨーガのトリップ感覚と似ているのだそうです。

ですが、去年は口で呼吸することで、息苦しさから怖さも感じました。ヨーガは鼻呼吸ですから、口から息を取り込むのに慣れませんでした。泳ぎが不得手なのと、水抜きがうまくできないこともあって恐怖心があるのも事実。楽しいけれど、どこか不安な気持ちで海を覗き、上がってマスクを取るとほっとする。鼻から思いっきり吸って体中にプラーナを取り込んで吐ききる完全呼吸をすると、今この瞬間にこの場所で確かに存在している感覚が満ちてきました。

さて、今年はどうだろうかと思ったら、呼吸はラクにできていました。呼吸がスムーズだと随分違います。ふむふむ、この調子で今年は水抜きをマスターし、そして水面ちかくに張り付いている状況から進歩したい。フィンを揺らして３メートルくらい下まで潜っていきたいです。


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