sei 様 一周年おめでとうございます *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

日頃の感謝の気持ちを込めて sei様に捧げます。

本誌若干ネタバレになります。
実は、「街」攻略に夢中になりすぎて、今回の1号本誌続き妄想、
素敵サイトの皆さまの作品をほとんど拝読できておりません。
もしかしたら..ネタが被ってしまっているやもしれませんが
お許しいただけると幸いです。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


.. チュッ ... ん.. んうっ.. ちゅっ..  はぁ..

幾度となく響く甘美な音色に 雄の本能が哮りそうになるのを抑え込んだ。
君がどんな顔をして行為に及んでいるのか、覗き込みたい気持ちも抑え込んだ。
君が恐怖や羞恥で逃げ出してしまわないように...

「ん?もう終わりか?セツ」

「兄さん.. 私、キスマークのつけ方、知らないみたい」

「だろうなw だが、よかった。お前が知らなくて」

「??」

「お前が あんなに自信満々に "Okay-"なんていうから
 誰か他の男に教えられたのかと..」

「...っ バカな兄さん..
 私が兄さん以外の男に触れさせるはず、ないでしょう?」

「ああ、そうだったな.. 
 じゃあ、俺が教えてやる。どこがいい?」

「見えるトコと、見えないトコに..
 私にも、一生消えないのを頂戴。」

「… Okay- … お前はずっと俺のモノだという印を。
 たとえ、他の誰かが"お前達の関係は終わりだ"と 告げたとしても..
 俺はお前を離さない。
 俺は、ずっとお前のものだ。Okay- ?」

「!? ...」

「返事は?」

「…Okay- …」

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


はぁああああ もともと文章力迷子の私。
1か月の逃亡生活、リハビリ中の私には これが精一杯でございます。
「私、キスマークのつけ方知らない」っていう..告白?からのお話w

sei様のもと、精進を続け、
これからも妄想に励みますので、どうぞよろしくお願いします。

sei様のますますのご活躍と魔神部屋の繁栄をお祈りいたします

 


お言葉に甘えて、sakura さんから頂いてきちゃいました。

sakura さん、素敵な作品をありがとうございました

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   キミだけ、キミしか、キミさえ・・・ 



俺にはキミだけに見せたい貌(姿)と、キミだけには見せたくない貌(姿)がある-・・・・





いつもの部屋で動き少なく過ごす俺たちは兄と妹。


けれど・・・ひとりキッチンに向かい集中した姿は妹というより、本当の、いつものキミに近い。


話しかけてしまえばキミじゃなくなるのが名残惜しいけど・・・どうしても聞いてみたいことがあるんだ・・・。




「セツ・・・」


「・・・- なぁに?兄さん・・・」


手を止めて振りかえるキミは“妹”で・・・それは至極当然のこと。けれど俺から僅かに漏れる不満の色は・・・キミに見せたい方の、気づいて欲しい方の貌だろう・・・。


「俺に・・・オマエに見せたくない姿があると云ったらどうする?」


「?? ・・・なぁに突然。ナゾナゾかなにか・・・?」


「・・・ちがう・・・・・・」


「そう・・・。どうもしないわ・・・・・・」


「なぜ・・・?」


「兄さんが見せたくても見せたくなくても、兄さんの全ては表情1つでもアタシのものだから、よ。それに・・・・・・」


「それに、なんだ・・・?」


「知らないことがあるからって、兄さんの見方(価値)が変わるわけじゃないわ。たとえ・・・その“みせたくない姿”がカッコ悪く無様で、情けなくて汚くて醜くて・・・ドロドロだったとしても、アタシはその全てが赦せる“たった1つ”の姿を知ってるもの。そんな兄さんがいるのよ?・・・それだけで充分だわ。」


「・・・・・・。“たった1つ”ってなんだ・・・?」


「ふふっ な・い・しょ、よ。アタシだけの宝物だから兄さんにも言えないの。 クスっ 」


「そう、か・・・」



最上さん・・・やっぱり俺にはキミしか考えられないよ。


キョーコちゃん・・・オレはずっとキミに救われてきた。



俺の宝物はキミだ。



キミだけが欲しい。キミしか要らない。





キミさえ俺を受け入れてくれたら、それが俺の真実(ホントウ)の貌になる-・・・





End


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


うはぁああо(ж>▽<)y ☆

"「兄さんが見せたくても見せたくなくても、兄さんの全ては表情1つでもアタシのものだから、よ。"

ここっ!

キョーコちゃんなら、絶対言いそうにないけど、セツなら..うん!
そして、こんなこと言われたら.. 
もう、蓮様、崩壊するくらい嬉しいだろうなぁ..

"キミだけが欲しい。キミしか要らない。"

ああ、耳元で囁かれたいww

 最初にお断りしておきますが、
このブログはカジノブログではございません。
血迷って、読者登録などされませんようご注意ください。

し、しつこかった?www
カジノの話は、これで終わりだからね?読者登録しちゃダメ、だよ?

ピグ:淡々とブラックへの道w  の補足です。

当然ですが、ブラックへの道をスタートさせるのは月の始めで。
25日で消化する作業も、15日で完遂するとなると厳しくなりますww

「いつかはゴールド」とお考えの皆さんは、
月初めのスロットの複数のイベントにうっかり参加して、
「あら?予想外に勝利額が多いわ!」なとき、
そして、12月のクリスマスモノののように、
「私、クリスマス系イベは必ず参加するの!」なときに試みられると、
BJだけでなく、スロットからも勝利金額をアップできるので一石二鳥!

そして、先月からスタートした、「スロットロワイヤル」

【スロットロワイヤル】もこもこファー天使アイテム♪事前エントリー開始のお知らせ!

今夜から開始ですが..

これのミソは、ここ↓

"エリアにいるチームメンバーロワイヤルフィーバーに挑戦してポイントゲット"

うまく、フィーバータイムを達成して、15倍、20倍タイムに遭遇すると
かなり効率よくコインをゲットできます。

た、だ、し、

フィーバータイムに突入すると、
「協力して カジノドル×××C$稼げ!」 みたいな表示がでますがw
この時、課金アイテムを使うメンバーが、それ相応いないと無理ゲー(^_^;)

ってことで、ロワイヤルの場合、

入室したときに参加メンバーの数が少なければ、部屋を移動する。
→ 非課金/課金ユーザーにかかわらず、人数多いほうが有利だものね
→ 前回のロワイヤル、誰もいない部屋に通されて絶望したww

フィーバータイムに入ったときに、課金アイテムを使うメンバーがいなければ移動。

それぞれご予算もあると思うけれど、
あと少しがんばったらフィーバーいけるかな?な感触のときは
日頃は非課金なユーザーのみなさんも、ちょっとだけ手伝ってくれると
皆が幸せになれる..かも?
だって、フィーバー成功したら、
アイテム無しで、5倍とか、7倍とか、20倍とかだものね?

まあでも、私、チームの負け濃厚でもういいいやと思ってたとき、
けなげに課金してる人がいて、ついつい手伝ってしまって
アメG散財してしまった..という苦い思い出もあって..
そこそこに、良いタイミングで課金すると皆が幸せになれる..かも?

ってわけで、入室して席についたら、
フィーバーチャレンジ中に、
課金メンバーがどれだけいるか把握するために
表示サイズをいじって
スロットを回しながら、かつ、参加メンバー全員の様子が
観察できるように調整します。

チャレンジタイムに突入すると
「×××C$達成しよう」なんてのが表示されると思いますが
前回、前々回の印象だと、
5000C$ならば、課金アイテム使いのユーザーが3人いれば、
なんとか達成できる感じ。
10000C$なら、ほぼ失敗。
ま、課金ユーザーといっても、どんなアイテム使ってるかまでは
わからないし、大当たり、ってこともあるし、
絶対そう!とは言い切れませんが
達成確率の激低な挑戦に貴重な課金アイテム使うのも、ね?

ってことで、

ラッキーに20倍タイムに遭遇すれば、かなりお得なロワイヤル。
時間に余裕があればダメもとで利用するのもよろしいかと。

ちなみに、私の場合、11月のロワイヤルで幸運なことに
20倍タイムに結構遭遇しまして
40分くらいで30万C$ちょい稼いで、BJの損の穴埋めができましたww

では、ご幸運をお祈りしてます

あ、これは当然と言えば当然ですが..
スタート直後の最初の数時間のほうが、
先行アイテム狙いの課金ユーザーが比較的多かったです

そして、この↓の絵文字、なぜ削除できない!?


最初にお断りしておきますが、このブログはカジノブログではございません。
血迷って、読者登録などされませんようご注意ください。


えー、以前お話しましたが..
11月に、カジノカード黒くなりましたww
$ねこぶろぐ



11月のある日、
気づいたら カジノでの11月の勝利総額が100万C$超え。
あらこれ、もしかしてゴールドカードいけるんじゃないの?と
かる~く、思いついて始めたカジノ通い。

もうこんなアホなことやるつもりもありませんが、
今後、C$で交換できるアイテムに魅力的なものが追加され、
「あああああ、グレード上げたいっ!」と思ってしまうかもしれません。

そんな未来の私のために、「淡々とブラックへの道」記録しておきます。

ま、ブラックを維持するために
不正行為を働いてるひともいるみたいですけど、ね?
ここは、まっとうに、淡々といきましょうww

限定アイテムが欲しくてゴールド狙ってる方の参考にも..
もしかしたらなるかもしれません。
ゴールド、割とあっという間に達成できましたから。

なうを見ると、11月14日にゴールド達成。
$ねこぶろぐ

この時は、ブラックは遠い道だと思っていたので
「ピアノ」をゲットして..足を洗うつもりだったのだけど..ww



まさかブラック達成するとは思わなかったので、
最初の頃のこと、メモっていないのだけど..

25日間くらいで850万C$くらいを勝利したんだと思います。
スタート時の手持ち資金は120万C$くらいだったかなぁ?
30万C$ちょっとは、開催されていたスロットのイベントで。


まず、カジノカードのグレードについて
公式からは明らかにされていませんが たぶん、こう↓

  レッド=0C$~
  シルバー=50万C$~
  ゴールド=300万C$~
  ブラック=1000万C$~

これ、誤解する人多いみたいなのだけど、「勝利金額」です。
5万勝って、5万負けて、手持ちゼロでも、
勝利金額は5万ですから、ね?

グレードの有効期限は翌月末までなので、
アイテムの交換はあせらずとも期限内にすればいいです。

ってことで。

クリップ 淡々とブラックへの道w


メモ「100万くらい、くれてやらぁ!」の覚悟を持つww

まず、どのゲームで稼ぐかですが..
バカラも、ルーレットも読みにくいのでパス。
スロットは、1回あたりの勝利額がしょぼいのでパス。
ってことで、BJのハイローラーで、5000C$賭け。
1回勝つごとに勝利金額が5000C$アップアップ
最初に配られた2枚の札でブラックジャックが達成(NBJ)されれば更に割増。
ただ、これ、負けが続くと10万くらいはあっという間に無くなります。

ってことで、100万くらいはドブに捨てる覚悟でww
ってことは、スタート時にかなりの余裕資金が必要です。


メモ 淡々と賭けるために、自分なりのルールを決めておく

私の基本ルールはこれ↓

・最初に配られた2枚とも「A」だったら、スプリット!
・18以上になったら、スタンド!
・15以下ならヒット!
・16,17の場合は、ディーラーの手札で判断。
 ディーラーの札が6以下なら、スタンド。
         7以上なら、ヒット。
・配られる札の筋が悪かったり、
 負けが続くようなら、さっさと見限って他のテーブルへ。


どうしてそうしたかって??
そんなの..勘に決まってるじゃない?
20日ちょいで3000回超えのBJやり倒した女の勘!

あ、ディーラーの手札の1枚目が「A」だったときの
「インシュアランスしますか?」は全てスルーでww
だって、負けても平気なのに保険とか..いらないでしょ?ww

あ、しつこく断っておきますが、
このルールで私、トータルでは負けましたからね?
勝率はおそらく4割くらいなのかなぁ?

毎回悩んでるのも時間のロスなので、
こう、と決めたルールで淡々と数をこなします。
だって、負けてもいいじゃん?
100万くらい負けてやるよ?な気持ちで臨んでるんだからw

で、その時々で様子みながら修正しました。
だって、ね、たかだかプログラムだと思うのだけど、
その時々で配る札に癖があるのよねぇ..

メモ どのくらいのペースで勝利金額を積み上げられるかというと..

ってことで、私の勝率より上ならば、もっと簡単です。
参考までに、今回の私の平均的なペースは
課金アイテム無しで、10分で、3万~4万C$ほど勝利してました。
時には、10万くらい負けることもあるし、
逆に、大勝ちすることもあるし。ま、平均するとそんな感じ。
なぜ、10分で、というと、10分休憩や、ながら視聴のついでに賭けてたから。
細切れの時間でやってました。
トータルでどれだけ時間を費やしたかというと..

やめてーっ orz。 考えたくないっ orz   時間はプライスレスww

ちなみに、BJの課金アイテム、値段の割に...な感じww


ってことで、簡単にメモ。

ビックリマークあくまで、私の11月の経験メモです。
 このメモに書かれていることを参考にされるのは自由ですが
 それによって発生する不利益については一切責任を取りませんので
 ご自分のご判断でどうぞ。

ああ、そうでした..

ゴールドで交換できるピアノですが
あのアイテムの表示だとよくわかりにくいですよね?
私は、実際に部屋に置いてみて

 「小さっ!」 って思いましたww

ってことで、
前回のスロットの景品だったツリーと並べたものを..



$ねこぶろぐ


えー、今月は 街廃人なのですが、

せっかくなので、お風呂を頂戴しようかと.. ロワイヤル参加ww

メモ 補足書きました.. ↓
ピグ:淡々とブラックへの道w (補足)
昨日、お話ししたこれ↓
 皆さまの街に お掃除にお邪魔させていただいております (追記あり)

みなさまの街にお邪魔して、お掃除させていただきまして..

順調に、お手伝いレベルを上げております^^

そして、ついに、念願の、「道を照らすランプ」を使えるようになりました

↓ この、一番手前の道路に設置した街灯です
 

みなさま、ありがとうございました(≧▽≦)
そして、これからもよろしくお願いします。

そしていまだ、「クリスマスストリートを作ろう」クエスト、
住民からリースをもらえなくて苦戦中(>_<)
暖かく見守ってくださっているみなさま
いつもありがとうございます。

本誌を読んで、脳内妄想大変なことになっているのですが..
あの展開にオーバーヒートしてしまい
なけなしの描写力が迷子になってしまっています...

そこで..というわけでもないのですが(てか、言い訳?)
ワールドの、クエストに挑んでおります。

その「ワールド」なのですが、
お手伝いレベルを上げないと設置できないアイテムがございまして
他の人の街に出かけてお掃除しないとレベル上げできないのです。

というわけでございまして...

この拙いブログを読者登録してくださっている心優しいい皆さまに
おすがりしたくお願い申し上げます。

お部屋経由で伺いますので、
お部屋を一般に開放されていて、
「ワールド」を楽しんでいらっしゃる方の街に、お掃除に伺わせていただいてます。

ちなみに、
お掃除された公共施設、お店には、回収できるコインが割増になります。
できるだけ稼ぎのよい建物を選んでお掃除させていただきます。
日頃のせめてものご恩返しになればと思います。

お部屋訪問直後に、「ワールドへ」をクリックして飛びますので
ご在宅に気づかずご挨拶しないまま消えることもあるかと思いますが
非礼をお許しいただけるとうれしいです。

でわ!
$ねこぶろぐ

「おいおい、必死だなww」 という

皆さまのお声が聞こえてきそう..(^^ゞ

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

クリップ 追記

お部屋を一般に公開されていなくても、
ワールドの設定がオープンであれば、訪問できるみたいです。

ということで、

「街」を一般に公開されているみなさまのもとへまいります。


クリップ 追記
更紗さん、ごめんなさい。システムエラーで街にお邪魔できませんでした

昔のひとはいいこと言いました。「継続は力なり」

1ヶ月も逃亡してたから、なけなしの文章力がすっかりゼロですわ!
リハビリにイチャイチャ妄想をカタカタしていたのだけど
あまりにあれで..書いてて自分で恥ずかしくなってしまいました^^;

てなわけで、路線変更して..
こんなランキングを拾ったので、これ使って遊んでみます。
イチャイチャはちょっとおいといて、ストーリーも落ちも無しの
蓮さん、キョコちゃん成立後、蓮さんちのリビング設定。
リハビリ中なので会話中心で。
あ、成立後って、書いたことないわー 大丈夫かなぁ..

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

ソファにもたれて台本を読み込む蓮の傍らで、
ネットサーフィンに夢中なキョーコ。

「あ、このデコレーション、かわいいっ ... あ..」

「ん?どうかした?  ... ふーん..
 もしかして、気にしてるの? 俺はキョーコのここ、気に入ってるのになぁ..
 キョーコのここ、色もカタチも綺麗だよ?なにより、このラインがたまらない..」

「っっ!? ちょっ!? れ、蓮さん!?
 台本読んでたんじゃないんですか?
 っあっっ くすぐったいです..やめてくださいてば」

「やだ。..俺は今のままで十分満足させてもらってるんだけど..
 キョーコがもっと綺麗になりたいっていうのなら俺にも手伝わせて?」

裾から差し入れた手をもそもそ動かしながら、画面をのぞき込む。

「えーっと..ああ、なるほどねぇ.. 
 ああでも、これ自己流だとかえって逆効果なんだよ?知ってた?」

「へ?? な..なんのことでしょう?」

「ほら、ここ! "第1位 自分でマッサージする"
 あ、もしかして、キョーコも自己流でやったりしてないよね?」

「し..して..ません..よ」

「あ、その顔、やってるんだ.. ダメだよ、キョーコ。
 うん、マッサージは俺に任せて?母さんがいつもやってるの見てたから。
 あ、"できるだけブラジャーをつけない"..これいいね♪
 俺と二人きりのときはそうしようね♪
 専用クリーム..は、母さんお勧めのを送ってもらおう。
 そしてあとは..
 18位と22位のこれも、俺が手伝えそうだね。うん。任せて!」

「え!? れ、蓮さん? 18位と22位って..」

「うん。だから、そういうコトでしょう?
 じゃ、さっそく、とりかかろうか?善は急げ!っていうものね」


にっこり笑ってお姫様抱っこ。蓮の行く先はもちろん..







「一度は試したことがあるバストアップ方法ランキング」
ちなみに、18位、22位はそれぞれ、
エロティックな想像をしてホルモンを分泌させる/吸引器を使う でしたww
すっかりやさぐれて、ピグに逃避していたわけですが..

皆さまの甘いお話に癒されて、ゆるゆると回復中です..

ピグでも、クリスマススクラッチに加えて、
毎日1個づつプレゼントされるクリスマスカレンダー、
つりやら、カフェやら、あちこちでクリスマスイベントが..

今朝も、「サンタを起こしに行く」というイベントに挑んだのだけど

あれ、容赦ないですね。
どんくさい私は、何度もゴール目前でスタート近くまで流されました。
不憫に思ってくれた人が「まわると大丈夫」って
親切にアドバイスくれたのだけど..
やはりどんくさい私はアドバイスを生かしきれず..
いたたまれない気持ちに...
そして、やっと辿り着いたゴールに待っていたモノは.. 
はぁああ.. これで初級? ああああああorz。

そして、
今回はフル課金覚悟で挑んだカジノのロリータクリスマスミッション!
所要時間は二時間弱。ああ、プライスレスな時間をこんなことに^^;

これから挑まれる方に、参考になるかどうかわからないけど
BJ廃人からのメモを。ほら、先月は5千回はやってるからww
BJだけでブラックになったようなものだしww orz。
今回のミッションは、何が大変って、BJ勝負。

BJは、アイテム使ってもお値段ほどの効果はないです。
まず、配る札の相性のいいテーブルを探す、これ大事。
とっととテーブルを変わる、これ大事。
テーブルが悪ければ、アイテム使っても全く勝てません。

2番目のミッション、確か「5000C$稼ごう」だったと思うのだけど
これ、ゲームが指定されていないので
BJのハイローラーでMAX5000で賭けて勝つと一発でクリア。
カジノ$の蓄えが10万くらいある人なら
10回くらい負けて1回勝てばいいかな、って気持ちで臨めば
数分でクリアできるんじゃないかな。

今回のミッション、スロットで厳しいのは「ライン数を稼げ」
もう、課金しないと絶対無理ですわ、これ。
で、金額をクリアできていればもう、金額関係ないので
別に稼げなくてもいいし、な人は、
「パフューム」の効果は外して「オールマイティースリー」だけで臨むのも
アイテム節約になるんじゃないかなー


とまあ、メモしときます。

けっこう、課金かかっちゃったけど、
ゲットできるアイテムを買ったと思えば まあまあ..なのかしら?
どうせ課金するなら、先行アイテムゲットしたほうがお得だし。

カジノクリア直後にゲットできるアイテム、
お部屋に並べております。
お部屋にあるアイテムのほぼ全てがカジノ由来だなんて..もう廃人すぎるw

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追記:
ピグカジノスタッフブログ、
今回のミッション紹介記事に寄せられたmiyuさんのコメントから

パフューム ラインが使えない理由は、
例えば、今回のミッションの
1000ライン揃えよう等に使うものなので、
勝利額とは関係ないです。
スロットを回して一列そろったら、1ライン
パフューム ライン5倍を使った場合
1ラインが、5ライン扱いになると言う事です。
1000ライン揃えようのうち本来は、一列1ラインなのに5ライン揃えた事になる事から、時間の短縮の為の課金アイテムです。
ライン数をいくつ揃えよう以外のミッション時は、
使っても無意味ですから
パフューム ライン使用できないように制限されています。
----------------------------------------------------
↑どうして使えないんだろうって、ずっと謎だったんですよねぇ
そういうことだったのか..

お言葉に甘えて、甘キュンマスターちなぞさんから頂いてきちゃいました。

ちなぞさん、素敵な作品をありがとうございました。

キョーコちゃん視点のこちらもぜひご一緒に^^

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


本Dolce Mattino(甘い朝) side蓮

※成立後・同棲中の2人です。

―――――――――――――――――
Dolce Mattino (甘い朝) side蓮
―――――――――――――――――

君の香りに包まれて目覚める・・・ずっと夢見ていた朝。
ぼんやりとした視界が像を結び、意識が覚醒への道を辿る、それよりも早く俺は君を抱き締める。

鼻先をくすぐる柔らかい髪も。
手のひらに感じる滑らかな素肌も。
子猫のような息遣いも。

目覚める前から眠りについた後まで、いつだってそのすべては、俺だけのものだと実感していたいから―――。


捉えた腕に力をこめるたび、小さく身じろぐ君。
そのたびに、小さな身体から甘い香りがふわりと舞い立ち、俺の心を鷲掴みにする。

君がどれほど愛おしい存在か、どれほど手を尽くしても言葉を尽くしても、きっと君には半分も伝わらない。
それがもどかしくて、時折苦しくて、気持ちの全てを君にぶつけたくなる。

君はちゃんと、懸命に応えてくれているというのに。


*


激しい雨音が窓越しに聞こえてくる。
2人で迎える休日は、天候が悪ければ悪いほど、正直嬉しい。

働き者の君も、さすがにそんな日ばかりは家でのんびり何もせずに過ごそうと思ってくれるから。
そのおかげで、ただ2人きりの世界を心ゆくまで堪能できる。
君を、誰にも見せずに独り占めできる。
そんな休日が・・・本当は何よりも嬉しい。


『・・・んぅ・・・ん・・・』

漏れた吐息と微かな気配が、君の目覚めを教えてくれる。
俺を起こさないよう、気を使っているのだろう。
小さく頭を上げ、外の様子を確かめているらしい君。
少し軽くなった腕に、冷気が微かに吹き寄せる。
その僅かな隙間すら許せない気がする自分に、心の内で苦笑した。
まだ君の肩にかかっているもう一方の腕には、首を傾げる動きが伝わってくる。


うん。
今日の天気は最悪だよ。
だから、このままずっとこうしていようよ。


寝たフリをしたまま、心の中でそう話しかける。
・・・次の瞬間、まるでその声が聞こえたかのように温もりが増し、君の身体がすり寄ってきた。
心地よい重みが腕に戻り、ほっと息をつく。


でもまだ、重みが足りない。
少し頭を離したままでいる君が気になって、薄眼でそっと様子を伺ってみた。
起きていることがばれないよう、充分気を使いながら。

すると・・・。
驚くほど間近で、俺を見つめる君がいた。

口許に微かに緩ませながら、微笑む君。
その表情に心揺さぶられ、堪え切れぬほどの愛しさがこみ上げる。

(ああ、本当に君は・・・。今すぐどうにかしてあげようか・・・?)

いっそこのまま君を押し倒してしまおうかと、手を上げかけたそのとき。
恐る恐るといった様子で君の手が俺の髪に触れた。

うっ

触れるか触れないかの微妙な加減で額をすりぬけていく指先。
掻きあげられた髪が額に掠り、ただそれだけで心臓がキュッとなる。

こうして、一緒にひとつのベッドに眠るようになってもうずいぶん経つというのに、こんな小さなことにさえ落ち着いていられない。
そういう何気ない君の挙動のひとつひとつに、俺はいつだって心踊らされてばかりいるんだ。

きっと俺は・・・。
君に手錠をかけて、この部屋に閉じ込めて、ドアに施錠して、それでもまだ不安に駆られることだろう。
ちょっと目を離した隙に、君が消えてしまいやしないかと。

それほどに君を・・・愛している。


君に触れていない指先を、俺は痛いほどにぐっと握り締めた。


*


「・・・・・しなくちゃ。」

小さく呟く声が耳に入る。
同時に、静かに外される俺の腕。

(いやだ。)

ただ、それだけの想いが俺の中心を矢のように貫く。

(離れるのは・・・嫌なんだ。)

だから、起きかけた君の身体を力いっぱい引き寄せた。
勢いよく倒れ込む君。
その身体を受けとめるのは、いつだって俺のこの胸。

「だーめ。逃がさないよ。」

言い聞かせるように、そう言った。

「起きてた・・・んで・・・うぐっ」

余計なことは言わせない。
君は、ずっとここにいればいいんだ。
俺の腕の中に。
・・・そうだろ?


思いながら、細い身体をぎゅうぎゅうと締めつけた。
君が決して逃げ出さないように。
ここから何処にも行けないように。
両腕も両足も、使えるものはすべて使って君を引き留める。

だってほら、いつも言ってるだろう?
『俺はぜったいに君を離さない』って。

抱き締めた腕の中で、じたばたともがく君の上がったり下がったりする眉毛を見ていたら、なんだかおかしくなってきて、ついくすくすと笑ってしまった。
ますます怒る君。
しょうがないじゃないか。
そうやって怒る姿も可愛いすぎる君がいけないんだ。

いつも、いつまでも、こうしていようよ。

暴れて立てられる爪の痛ささえ、君がここにいる現実を教えてくれるようで、嬉しくてならない。
そう思って調子に乗っていたら・・・いきなり腕をカプリと噛まれた。

「いたっ!」

驚いて思わず腕が緩む。
その隙に、君との距離が少し生まれた。
それが悔しくて、淋しくて、心の中で舌打ちする。

「ねえ、どうして、離れようとするの?」

俺は、ほんの1mmだって離れていたくないのに。

「掃除とか洗濯とかしようと思っただけです。・・・って、そうじゃなくて!くっつくにしても、この距離でいいじゃないですかー!なんでそんなに抱え込もうとするんですかー。」

ごめん。
よく聞こえないな。

「さっきみたいにされたら、顔も見えないし、声だってよく聞こえませんっ。
ううん。それどころか、息も出来なくて、私、し、死んじゃいますぅ~!!」

・・・ああ、大丈夫。
もし君が先に死ぬようなことがあったら、俺も生きてられないから。
だから、ぜったいに君を先に死なせるようなことはしないよ。

細くしなやかな肩に首に腕を回し、もう一度ぐっと引き寄せる。
両足も使って押さえこめば、ほらもう君は俺から離れられない。
ね。
今日はもう、このままで・・・

「いいから、いいから。」

このままでいようよ。

「いくないですっ!」

どうして離れようとするの?

「へいき、へいき。」

どうせ外は嵐だよ。今日は何もしなくていい。

「へいきじゃないですっ!」

掃除も洗濯もどうでもいい。お願いだから、俺のことだけ考えて。

「もうっ!ほんとに、ダ!メ!ですったら!」

『ちっ』

相変わらず真面目すぎる君に、思わず舌打ちが出た。
途端に君の頬がぷうーっと大きく膨らんでいく。

「あーーーーっ、今、舌打ちしましたね。ちゃんと聞こえたんですからっ!もーうっ!」

怒らせるつもりはなかったんだ。

「俺はただ、キョーコをずっと抱き締めていたいだけなのに・・・。」

怒った顔も嫌いじゃないけど、やっぱり今は仲良くしたい。
てろんと光る可愛いおでこに、そっと額をすり寄せた。

「外は雨がひどそうだし、まだしばらくこうしていてもいいでしょ?」

俺の“お願い”に君が弱いのは、分かってる。
だから、できるだけ懇願の色を込めて、・・・そう、昔飼っていた大型犬が餌をほしがるときに見せていたような甘える動作を頭に浮かべながら、俺は君に囁いた。
その陰で、君を抱えた両手をさりげなくしっかり組み直しつつ。

「だって・・・。キョーコの身体をこうして抱き締めてるだけで、俺は幸せな気持ちになれるんだよ。
こうして一緒にいられるときくらい、抱き締めて、抱き締めて、君がちゃんと俺の腕の中にいるって実感していたいんだ。
ただ、それだけなのに・・・。なんで、わかってくれないかなあ・・・。」

畳みかければ、君の表情がどんどん困ったように緩んでくる。
よし、もう少し。
もう少しで、君は落ちる。

「それとも・・・キョーコは俺に抱き締められたくないの?」

大好きな君の耳朶をかぷっと噛んだ。


俺は君の耳朶を噛むのが好き。
君は俺に噛まれるのが好き。


真っ赤に染まった君を見ながら、思う。

うん。
やっぱり相性抜群だ。

何だか嬉しくなって、その気持ちを伝えたくて、つい顎を頬にごしごしと擦りつけてしまった。
さっき大型犬をイメージしていたせいだろうか。
喜んだときに犬が顔を懸命に擦りつけてくる、アレによく似た動き。

「痛いっ、痛いですったらっ。」

だめだよ、キョーコ。
声が怒ってない。

「痛くないよ。昨日ちゃんと剃ってるし。それに俺のヒゲ、やわらかいでしょ?」
「顔の皮膚は敏感なんですっ!」

そう言う割には、本気で逃げ出そうとしてないよね。

「でも、キョーコはその痛みがうれしいんだよね?ね?」

ああ、今この瞬間も、どんなに君が愛おしくてならないか、わかるかい?

力の抜けた身体をもう一度ぎゅっと抱き締めれば、ようやく君の方から身を寄せてきてくれた。
そのまま何か言いたげに、胸元にぐいぐいと押し付けられる顔。
少しためらったあと、背に回された手にぎゅっとしがみつくように力が込められる。


その動作に・・・震えた。
君の気持ちが伝わってくるようで。

でも・・・。
それだけじゃ嫌なんだ。
やっぱり、言葉も欲しくなる。

こうして共に暮らすようになっても、やっぱり以前と変わらず“歩く純情さん”な君は、なかなか言葉をくれない。
今みたいに、態度で推し量ることはもちろんできるけど、それだけじゃ不安にかられる俺の気持ちがわかるかい?

「ねえ、キョーコ。俺のこと・・・好き?」

だからこうして、言葉が欲しくなる。

胸元で、こくこくと首が動く。
背中に回された両手にはますます力が込められ、抱き締められる快感が俺を襲う。
それでもまだ・・・足りない。

「俺のこと・・・愛してる?」

口にした瞬間、君の身体が大きく震えた。
その震えは、いったいどういう意味?
気にする必要はどこにもないはずなのに、小さな疑問が頭に浮かぶ。
それと同時に、木枯らしが砂を散らすように、心の底の不安が吹き上げられた。

「ね。俺のことだけを好きだと言って。」

君の声を、君の言葉を、どうしても欲しいと思うのはわがままだろうか。



いつも。
いつも。
この腕の中にいて。

そして、ずっと愛を囁いていてほしい。


やさしい微睡の中で・・・
蓮は、キョーコだけに意識を集中させる。


キョーコもそうであることを願いながら。


「ねえ・・・キョーコ・・・俺のことだけが必要だと言って。」


ずっと。
ずっと。


傍にいて。
感じさせて。

君を。
君のすべてを。


ずっと。
ずっと。

いつまでも・・・。





Fin



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


はぁあああ すてき..  でろ甘ですぅ..

特に一番のお気に入りは..ここっ!↓

     "ごめん。
      よく聞こえないな。"


師匠!御馳走をありがとうございましたO(*≧◇≦)O



お言葉に甘えて、甘キュンマスターちなぞさんから頂いてきちゃいました。

ちなぞさんの紡がれる蓮キョの世界は本当にもう甘くて甘くて
頭の先までどっぷりつかれば、やさぐれた心も、ほかほかと..

ちなぞさん、素敵な作品をありがとうございました。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


本Dolce Mattino (甘い朝)

SIDE:蓮はこちら


※成立後・同棲中の2人です。

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Dolce Mattino (甘い朝)
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ぼんやりと影を帯びた日差しが、カーテンの隙間から零れ入る。

「ううん・・・んん・・・」

桜色に色づいた唇から小さく息を漏らし、キョーコはゆるりと瞼を開けた。

(まだ・・・暗い・・・?朝・・・じゃ・・・ないの?)

ぐっすり眠った気がするのにまだ暗さの残る室内への疑問を、キョーコは覚醒しきらない頭で思う。

耳を澄ませば、遠くに響く雨音。
それは、防音設備の整ったこの部屋にいてなお、ザアザアと叩きつけるように聞こえる。
たぶん、外では相当激しく雨が降っているのだろう。

(雨、か・・・。)

ああ、だからこんなに暗いのかとようやく腑に落ちる。
それにしても・・・。
1人なら憂鬱になりそうなほどひどい雨音なのに、何とも感じないどころか心地よくさえ感じるのはなぜだろう。

(この腕の・・・せい?)

キョーコの全身をやさしく包み込む、もうひとつの身体。
その身体から伸びる長く逞しい腕が、抱えるようにキョーコの首に回されている。
触れ合う箇所からは穏やかな温もりが伝わり、キョーコの心に大きな安らぎを与えていた。

1人で暮らしていたころには、感じたことのない満ち足りたひととき。

(この温もりが・・・今は、なによりも好き。)

恥ずかしくて口には決して出せないようなことも、心の中でなら自然に呟ける。
寄りそう身体の温もりを辿り、雨音に混じる小さな寝息に耳を傾ければ、不思議なほど心が凪いでいくのがわかった。

(あったかい・・・。)

身体も。
心も。

(ああ、なんて幸せなんだろう・・・。)

愛する人が、そこに在る喜び。

目を瞑り、“その人”を感じる。
それからそっと目を開けて、“その人”を視る。

キョーコの心をいつでも簡単に揺さぶれる“その人”。
そう、こうして眠っているときでさえ。

視界からはみ出してしまうほど間近に見えるその顔のパーツひとつひとつを、キョーコはついじっと見つめた。

しっかり閉じられた瞼を包む長い睫毛。
すっと通った鼻筋。
薄く開かれた形のいい唇。
・・・ため息が漏れるほど整った顔立ち。

起きているときは年齢よりもずっと落ち着いた大人びた顔立ちに思えるのに、寝顔には十代と言っても通用するのではないかと思わせる幼さが時折垣間見える。
それでいてやはり、起きているときのようにそこかしこに漂う、どきりとする程の色香。


キョーコは、そんな蓮の寝顔を見るのが大好きだった。

蓮がぐっすりと眠っている様子なのを見てとると、キョーコはそっと前髪に手をかけた。
目元にかかる髪を指先でやさしく退ければ、あどけなくさえ見える寝顔が余すことなく晒される。

(可愛い・・・。)

無防備な表情を眺めていると、愛おしさばかりがどんどん込み上げてくる。

(この寝顔は・・・わたしだけのモノ、よね?)

きっと自分しか知らないその寝顔を、キョーコは口元を綻ばせながら傍らで暫く見守っていた。


*


普通の人にとっては何でもない休日の朝のまどろみ。
けれど、世間の常識とはかけ離れた芸能界という場所に生きる2人にとって、共に休みを迎えられる朝はこの上なく貴重だ。

(もう少し、このままでいたいけど・・・。)

しばらく蓮の寝顔を見つめていたキョーコは、次第に覚醒しはじめた頭で考える。
このところ仕事が詰まっていたせいで、すっかり溜まってしまった雑多なアレコレ。

(掃除もしたいし、洗濯も、それに蓮さんが起きるまでに食事も用意しなきゃ・・・。)
2人で暮らすこの場所は、いつも快適に調えておきたい。

(蓮さんにとって、どこよりも安らげる場所にしておきたいから。)

そう・・・いつまでも一緒にいられるように。

それを思えば、
(そろそろ起きないといけないな。)
もう一度隣の寝顔をみながら、後ろ髪を引かれるような気持ちとともにそう思う。


今日の休みを得るために、蓮がどれほど努力していたか、キョーコはよく知っていた。
そんなに無理はしないで、と何度も言おうとしたけれど、言っても無駄なことももうよくわかっている。
それなら・・・

(せめて、こうした時間ぐらいはゆっくりさせてあげなきゃ。蓮さんが眠っている間に、いろいろ気になることを片付けてしまえば、あとでゆっくり2人の時間を過ごせるし・・・。)
肩から首を包むように回された大きな腕をそっと外し、静かに身を起こそうとする。

あゎっ。

その瞬間、思わず声が漏れるほど強い力で、起きかけた肩がぐいっと引き寄せられた。
急な力に、キョーコはバランスを崩し、そのまま再び蓮の腕の中に倒れこんでしまう。

「だーめ。逃がさないよ。」

囁きかける掠れ声。
艶めいた声色に、ドキリとする。

「起きてた・・・んで・・・うぐっ」

言いかけた言葉が、強く抱き締められたせいでくぐもった。

うぐっ!ぐぐっ!うぐぐぐっ!

そのまま、ぎゅうぎゅうと締め付ける両腕と絡み付く両足。
がんじがらめにされて、どうにも身動きがとれない。
なにかしゃべろうとしても言葉にならない。
それどころか息をするのも苦しくて、キョーコはばたばたともがいて抗議した。

しかし聞こえてくるのは、くすくす笑う声だけ。

(息っ!息ができないんですったらっ!酸素!酸素をくださいっ!)

両手で必死に覆いかぶさる身体を押しのけようとするが上手くいかない。
それどころか、密着度がますます増してきて・・・。
息苦しさが耐えきれぬほどになり、

(く、くるしい!あーーーー!もーーーうっ!いい加減にしなさ~いっ!)

思わず、口許を塞いでいた胸をカプリと噛んだ。

「いたっ!」

ようやく声がして、ほんの少し腕が緩む。
キョーコは急いで頭を離し、はあはあと空気を吸い込んだ。

「ねえ、どうして、離れようとするの?」

キョーコの様子など気にも留めていないような口ぶり。
落ちてくる言葉とともにまた腕にどんどん力が籠りはじめたのを感じて、キョーコは迫る身体を急いで押しのけた。
新鮮な空気を確保する、こぶしひとつ分くらいの隙間をキープしようとして。

「掃除とか洗濯とかしようと思っただけです。・・・って、そうじゃなくて!くっつくにしても、この距離でいいじゃないですかー!なんでそんなに抱え込もうとするんですかー。
さっきみたいにされたら、顔も見えないし、声だってよく聞こえませんっ。
ううん。それどころか、息も出来なくて、私、し、死んじゃいますぅ~!!」

必死にそう言ってみるが、蓮は聞いているのかいないのか。
肩に首に逞しい腕が巻きつき、痩身を長い脚が押さえつける。

「いいから、いいから。」

ぎゅうぎゅう。

そして始まる、蓮が抱き締める“ぎゅうぎゅう”と、キョーコが逃れようと押しのける“ぐーっ!”の攻防戦。

「いくないですっ!」

ぐーっ!

「へいき、へいき。」

ぎゅうぎゅう。

「へいきじゃないですっ!」

ぐーっ!

「もうっ!ほんとに、ダ!メ!ですったら!」

次第に本気で怒りはじめたキョーコに気付いたのか、ようやく力が止まった。
呆れながらキョーコが蓮を見上げようとすると、頭上で『ちっ』と声がする。

「あーーーーっ、今、舌打ちしましたね。ちゃんと聞こえたんですからっ!もーうっ!」

「俺はただ、キョーコをずっと抱き締めていたいだけなのに・・・。」

ぷぅと頬を膨らませるキョーコのおでこに額をすり寄せ、蓮は言う。

「外は雨がひどそうだし、まだしばらくこうしていてもいいでしょ?」

キョーコが弱い、懇願するような声色で。
抱え込んだ両腕はそのままに。

「だって・・・。キョーコの身体をこうして抱き締めてるだけで、俺は幸せな気持ちになれるんだよ。
こうして一緒にいられるときくらい、抱き締めて、抱き締めて、君がちゃんと俺の腕の中にいるって実感していたいんだ。
ただ、それだけなのに・・・。なんで、わかってくれないかなあ・・・。」

(私だって、抱き締められてるだけで幸せですっ!)
返したいけれど、なんだか恥ずかしくて口にできない。

「だって・・・。」
口を開いたキョーコの耳朶を、いきなり蓮がかぷっと噛んだ。

「それとも・・・キョーコは俺に抱き締められたくないの?」

はむはむと啄むように甘噛みながら拗ねたような口調で言われ、キョーコの心臓がキューンと締め付けられる。

(もうっ!わかってるくせに・・・。)

みるみる赤く染まるキョーコの様子を満足そうに微笑んで見つめる蓮。

すると、2人の間にあった小さな隙間にさらりと黒髪が落ちてきて、今度はキョーコの頬に蓮の顎がごしごしと擦りつけられた。
ほんの少し生えかけた髭が、敏感な肌にはじょりっと痛い。

「痛いっ、痛いですったらっ。」
「痛くないよ。昨日ちゃんと剃ってるし。それに俺のヒゲ、やわらかいでしょ?」
「顔の皮膚は敏感なんですっ!」
「でも、キョーコはその痛みがうれしいんだよね?ね?」

(まったく、この人は・・・。)

こんなに子供みたいなところがあるなんて、こうなる前は思ってもみなかった。
少し呆れて力が抜けた、その隙を突くように、またぎゅうっと抱き締められる。
今度はなんとか息のできる空間を確保できて、キョーコは息をついた。

(もう少しだけ・・・いっか。)

大好きな蓮の匂いを胸いっぱいに吸い込みながら、思う。
そのままぐっと厚い胸板に顔を押し付ければ、応えるように蓮の腕がキョーコをこれでもかと包み込んだ。

それがやっぱり嬉しくて、ぐいぐいと顔を押し付けてしまう。
伝わる温もりの確かさに、胸がキュンと締め付けられるように苦しくなり、キョーコは思わず蓮の背に回した手に力をこめた。


「ねえ、キョーコ。俺のこと・・・好き?」

小さく囁く声がする。

気持ちが通じ合ってから、2人で暮らすようになってから、蓮はときおりこうしてキョーコに尋ねてくる。
でも、愛の言葉を囁き返すなんて、キョーコにはとてもとてもハードルが高すぎて。
そのたびに、キョーコはただこくんとうなずくばかりだけれど、蓮にはそれが不満らしい。

「ねえ、教えて。」

こくこくとうなずいても、言葉は止まらない。

「俺のこと・・・愛してる?」

耳にとくとくと響く心音に、やさしい声が入り混じる。
その音に、心も身体も溶けていきそうになる。


「ね。俺のことだけを好きだと言って。」

そんな声を、そんな言葉を、もっと聞きたいと思うのはわがままだろうか。

もっと。
もっと。
この腕の中で。

聞いていたいから、返事はまだ口にしない。


やさしい微睡の中で・・・
キョーコは、蓮だけに意識を集中させる。


蓮がそうであるように。


「ねえ・・・キョーコ・・・俺のことだけが必要だと言って。」


もっと。
もっと。


聞かせて。
感じさせて。

あなたを。
あなたの愛を。


もっと。
もっと。

ずっと・・・。





Fin