高校野球、タイガースの試合
関西なら朝日放送
私は実況アナ
によって
テレビかラジオか視聴媒体を決めます。
今日は駅伝大学日本一を決める
第53回全日本大学駅伝
駅伝を地上波で見ると
どうしてもCMが入るので
高揚した気持ちが途中で
萎えるのは仕方ない。
その点ABEMA（ネットテレビ）は
CMが入らないから
駅伝ファンの中には
やはりそちらを選ぶ人が
多いかもしれません。
今年は地上波テレビ朝日系の生中継
センター、スタート実況が
サンデーLIVEでもお馴染みの
野上慎平アナウンサー。
サンデーLIVE！に出演し始めた時
私は野上アナに苦手意識がありました。
顔が大きくて（笑）
確かに昭和のサラリーマン的風貌は
天然記念物級の貴重さがありますね。
しかし、ゴルフ中継の間合いとか
声の落ち着きはアナウンス技術以上に
持って生まれたセンスを感じます。
今回の中継も箱根駅伝で言えば
日テレのスタジオで中継を回している
MCの立場だと思うんですが
野上アナは回しが上手いですよ。
解説の瀬古さん、神奈川大の大後監督
ゲスト解説の大迫さん、1号車との掛け合い
唸るくらい上手い。
3号車寺川アナの短いながら熱いコメント。
寺川さんもしっかり事前取材してますやん。
いいところで各監督や選手のコメントを
はさんでいました。グッジョブ
ディレクターの指示はあるでしょうが
レースを熱くなりすぎず冷静に判断し
画を見せてくれますよね。
今年の中継は視聴者目線を意識した
スポーツ実況の手本となるような
中継だったと思います。
実況と同じくらい中継カメラが凄かった
道路スレスレで足元をとらえる画が
ダイナミックでスピード感も備えた
素晴らしい映像
選手の背後からの画も
前の選手との差を選手目線で
体験でき楽しかったですね。
7区駒澤・田澤選手に
大八木監督がかけた言葉(タイム差）
そこで野上アナが「的確！」と実況しました。
お見事
タイミングも言葉のチョイスも抜群
聞いていて気持ちよかったですわ。
レースも最終区までもつれて
観戦する立場では
とても楽しかったけど
実況アナのナイスサポートで
より一層レース観戦を楽しめました。