過酷なレースを制した王者~2013箱根駅伝 | 野球と映画、ときどき…

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今年の箱根駅伝は日体大が30年ぶりの総合優勝を果たしました。


日体大の選手諸君、優勝おめでとうクラッカー




私がスポーツの中で一番好きなのは野球野球だし


2番目に好きなスポーツはサッカーサッカーボール


どちらも団体スポーツです。


しかし、マラソン走る人とか相撲お相撲!とか


いわゆる道具を使わず


己の体一つで戦う個人スポーツも大好きです。


ましてや、駅伝なんて


その両方の魅力を兼ね備えたスポーツですから私は大好きです。


毎年、高校駅伝も箱根駅伝も楽しみにしています。




今年は2日も3日も午後から仕事だったので


なぜが最終区のゴールシーンだけを見られない最悪の状況でした。


しかしスタートから最終区の途中まで用事をしながらも


テレビで各校の選手を応援していました。




下馬評では東洋大、駒大、早稲田が優勝候補でしたが


意外と言っては失礼ですけど


ダークホース日体大が箱根を制しました。




TVの中継でも再三言っていましたが


強風でコンディションは最悪だったようですね。


箱根の山では映像に映る草木の揺れがハンパないというか


恐ろしいまでの向かい風に


まるで選手が台風の中を走っているような感じさえ受けました。


一日目5区の山登りで日体大3年主将・服部君が


強風をもろともせず力強く走っている姿が頼もしかったですね。


昨年の箱根駅伝の2週間ほど前にお父さんをガンで亡くして


辛いはずなのに1区で区間2位の激走。


その強い精神力に監督が3年ながら主将を命じたそうです。




日体大は昨年箱根で19位。


予選会からの勝ちあがりで優勝したのは


箱根駅伝の過去の歴史の中で2校目だそうです。


前年の雪辱を見事果たした日体大。


3年主将って良く考えたら4年生からすれば屈辱的なことですよね。


しかし、服部君自身も精神的重圧によく耐えたし


4年生もいい意味でプライドを捨て下級生主将をよく支えたと思います。


またチームとしても昨年から


高校駅伝の名将、兵庫・西脇工業の渡辺公二元監督を招聘し


寮に選手と一緒に住み込んでもらい


選手の生活面からもサポートを始めたそうです。


そういったチームとしての取り組みや意識改革が


今回の優勝につながったのでしょうね。




史上最悪のコンディションの中の過酷なレース。


振りかえれば、優勝候補3校も


2位(東洋大)3位(駒大)5位(早稲田)と上位に食い込みました。


そんな強豪校を抑えて優勝した日体大は真の王者優勝カップと言えるでしょう。


本当に感動的なレースでした。