今を生きる。 | お気楽妻コミィの日記。

お気楽妻コミィの日記。

どんなに辛い時だって、アハハと笑ってみせるんだ!!!

ご無沙汰しております。
私は相変わらず元気です。

年が明けてから3ヶ月・・・。
まだ3ヶ月しか経っていないのに、色んなことがありました。

先月、
私の中高時代からの悪友でもあり、親友でもある大切な友人の1人が亡くなりました。
彼女との思い出は色々ありすぎて、その全部をここに書くことは出来ません。
私と彼女は似ているところが多く、ある意味、ライバルのようなところもあったりして、
彼女との思い出は良い思い出ばかり・・・という訳ではありません。
それでも、ここ数年は自分の気持ちをお互い相手に話すようになった。
これがまた、性格が似ているものだから、言い方とか伝え方でカチンコチンくることもあり、喧嘩になることも度々。
だけど、そんな喧嘩ができる相手は家族以外では、彼女だけだったんですね、今思うと。

私と彼女は2人で旅行に行くこともありました。
熱海に行っても、温泉に1度も入らずに部屋でずーっとおしゃべりしてたし、
軽井沢に行った時も、葉山に行った時も、観光することなく部屋でおしゃべりだけしてました。
どちらも超おしゃべりなワケです。笑

彼女は何年か前、健康診断で引っかかった・・・と言っていました。
これが今思うと、彼女の病気のはじまりでした。
その後、病院へも行き、通院もしてました。
それでも体調はあまり良いとは言えず、昨年の前半は実家で養生していたのだけど、その後は入退院を繰り返すような状態でした。

彼女がそんな状態になる少し前、私は彼女と旅行に行きました。
その時に私は

「また病気になったら・・・と思うと怖くてしょうがない時がある」」

という話を彼女にしました。
彼女はその時は黙って聞いていたのだけど、後日、LINEでやりとりしている時に、

「あの時のコミィの話だけど、贅沢な悩みだと思う」

ということを言われました。
その時に彼女が病気であることは知っていたけれど、
「贅沢な悩みだ!」と言われたことに私はカッとしてしまい、

「じゃあ、もうアンタには何も相談できないっ!!!」

と言いました。
彼女の病気はガンではありません。
ガンの怖さなんて、アンタにわからないでしょっ!!!
そんなことを私は考えていたと思います。
だけど、私はちゃんとわかってなかった。
世の中にはガンじゃなくても、怖い病気は色々あるのだということを。

結局、彼女が謝ってきたので仲直り。
その後も普通にLINEが来て、体調のこととか書いてあったけど、くだらないこととかたくさん書かれていたので、大丈夫なんだと思ってた。

だけど、年末に彼女の旦那さんから

「意識がなく、ICUに入っているのだけど、会いに来てもらえませんか」

と連絡が来て、彼女の病気はそんな軽いものではないのだと初めて知ったのです。
だけど彼女はすごくて、そんな状態からなんと生き返った!
自分で呼吸が出来なくなっていたので、いろいろな処置がされ、喋ることはできず、筆談ではあったけれど、喋ってる時と同じくらいマシンガン筆談で、私たちはちょっと安心しちゃったんだよね。
彼女には奇跡が起きるはず!そう思ってた。

1月になり、会いに行こうと思うと私が風邪をひいてしまったり、予定が入ってしまったり・・・で、

「いつ来る?」

と連絡してくる彼女に、「行けそうになったら連絡する」と申し訳ないと思いながら返信してた。
そして2月に入って、明後日会いに行こうかな・・・と思ってたら、

「危篤です」のメールが旦那さんから届き、
病院へ行くと意識のない彼女の姿がありました。
毎日「明日まで持つか」と言われていたのに、彼女はそんな状態から6日間も頑張って、そして天国へ行っちゃった・・・。


正直、今でもまた信じられない。
ひょっこりLINEをしてきそうな気がする。
同級生が亡くなったって話は、他にも聞いたことはあるけれど、
まさか自分の親友が亡くなるなんて思ってもみなかった。
きっと、彼女だって自分がこんな若さで亡くなるなんて思ってなかったはずだ。

彼女が亡くなって、やっと1ヶ月。
いろんなことを考えたり、思い出したりしています。
そして彼女に言われた
「コミィの悩みは贅沢だ」
という彼女の言葉、本当にそうだな・・・と今なら思う。

今の私のブログを見に来る人がいるのか、わからないけれど、
もしも、あなたが大病して、今元気でいるのに、病気になる恐怖を感じて怖がっているとしたら、
怖がることはやめて、今をちゃんと楽しむべきだと思う。
元気に動く身体で、いろんなことをするべきだと思う。
そしてどんな状態になろうとも、最後まで諦めないこと。
これが「生きる」ってことなんだ・・・と、友人が教えてくれました。
そして

「私の分も、人生楽しんでよね!その時は私も一緒だから」

と言われているような気がしてならない。

残された友人と一緒に、彼女の分も人生楽しむ。
精一杯生きる。

ねっ、それでいいんだよね、けいちゃん!


↓私の誕生日にいつもお花をプレゼントしてくれた彼女。
これは昨年のもの。
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