介護の問題「老老介護・認認介護」 | 定年後のシニア、女性、子供、親子でやる「健康空手」!で充実した日々を過ごせます。

定年後のシニア、女性、子供、親子でやる「健康空手」!で充実した日々を過ごせます。

空手を通じてシニア、女性、子供、親子の健康維持や生活を楽しめるやり方を紹介しています。

空手歴40年 フルコンから沖縄空手、日本柔術を経験し時に指導もしている川崎が「空手の型のやり方」を解説します!

 

 

介護の事4

 

 

介護5つの問題その4

 

 

④老老介護・認認介護。

 

 

今回は④老老介護・認認介護の問題、と言う視点で見ていきましょう。

 

 

 

 

まず、定義として…

 

 

「老老介護」とは「65歳以上の高齢者が自分と同じ65歳以上の高齢者を介護している状態」のことを言います。

 

 

「認認介護」とは「認知症の人が自分と同じ認知症の人を介護している状態」のことを言います。

 

 

気づいて見れば、自分も、そんなに若くはない!

 

 

仮に母親が100歳以上、生きたとすると、自分も70歳!

 

 

いったい、どうなるのでしょうか?、立派な老老介護という事態になるのでしょうか…?

 

 

しかし、私の場合は、すでに片親の介護であり幸運にも現在はサービス付き高齢者向け住宅に入居できているので、同居は免れ、

 

 

今後、介護認定が上がった場合(つまり、寝たきり状態)でも、どうするかは、決めているので、厳密な意味での老老介護とはならないようです。と、願いたい…

 

 

厚生労働省の「2019年 国民生活基礎調査の概況※」によると、要介護者と同居している世帯の中での老老介護の割合は59.7%、約6割にもなるそうです。

 

 

また、要介護者と介護者の両方が75歳以上である超老老介護の割合は33.1%と約3割もいるという何とも嫌な数字ですよね?。

 

 

更に、最近は、認知症が介護になる原因という結果もあり、「老老介護&認認介護」になる世帯も増加傾向のようです。。

 

 

また、介護者の半数以上が要介護者と同居しており、その関係は「配偶者で23.8%」、「子で20.7%」、「子の配偶者で7.5%」となっているようです。

 

 

次に、同居する主な介護者がどれだけの時間を介護にあてているかを見てみると…

 

 

「要支援1から要介護2」までは必要な時に手をかす程度。

 

 

「要介護3以上」になるとほとんど終日。

 

 

と言う状況です。

 

 

それは、そうですよね。「介護3」と言うと、ほとんど歩けずに、食事、入浴に人の手を借りなければ、ならない状態ですから…

 

 

これは、本当に辛いですよね。

 

 

 

 

介護者は、体力的に半端でないし、介護に専念するために時間をとられ近隣住民や地域との社会的つながりが少なくなるし、ストレスも溜まり、精神的にも追い詰められ、無理に介護を続けると肉体的にも精神的にも限界をむかえて要介護者、介護者、共倒れになってしまう。

 

 

なんという、負の連鎖…

 

 

確かに、私の母のように「自分で出来る!(本当はできないのですが…)、他人の世話にはならん!(人の前では、カッコつけたがり…)」と言うような反応をする高齢者が多いいと思いますが、

 

 

もうすでに身の回りの管理すらできないですし、

 

 

特に、緊急事態に気づきにくいだけでなく、うまく対応できないため、最悪の場合は命ケースも出てきます。

 

 

そして案の定、ついには、家の中で、転んで頭を打ち、気を失って一日中倒れてまうという事になってしまいました。

 

 

幸い火は使っていませんでしたが、もし火災を起こしてしまっていたら…と思うと、他人の命にも関わる事なので今でも、ゾッとしています。

 

 

すでに、「老老介護・認認介護問題」は…

 

 

 

「各家庭で解決できる問題ではない」。

 

 

 

と言う所まできています。

 

 

そして、ここでも大事なのが「事前準備」です。介護が必要になった時のことについて、元気なうちから家族とあらかじめ準備しておくことです。

 

 

私のように、行き当たりばったりでは事前に対応できません。

 

 

全てのことが、運が良かった、だけだと思います…

 

 

そして、私たちも、いずれは、要介護者になっていく訳ですから…

 

 

「健康寿命」を維持する努力をしましょう。出来れば亡くなる時まで!

 

 

ポイントは3点。

 

 

①バランスの良い食事。

 

 

②最適な睡眠。

 

 

③適度な運動。

 

 

です。

 

 

そして、「適度な運動」といえば…もう、わかって頂けてますよね…(^^)/

 

 

 

 

では次回は⑤成年後見人トラブル。という視点からお話したいと思います。

 

 

こちらから、川崎空手教室の概要がわかります。

 

 

川崎空手教室

空手教室コース一覧はこちらでご覧頂けます。

川崎空手教室概要はこちらでご覧頂けます。

お問い合わせページがこちらから出来ます。

 

川崎市 高津、中原、宮前、多摩、横浜市 青葉、都築、東京都 世田谷、近隣のお客様に稽古をしております。

 

不老長寿、健康増進にも効果がある定年後の運動、シニアの運動をアドバイスしていきます。空手の型(平安の型を中心に)を通して武道精神を学べ、護身にも役立ちます。