6月23日
今日は沖縄慰霊の日。
内地出身の私にとっては
馴染みの薄い日ですが、
沖縄の人々にとってはとても大事な日です。
沖縄戦から79年。
今日は旧日本軍の戦闘が終わった日とされていて、犠牲になった人々に祈りを捧げ、平和を願う日です。
沖縄では学校や市役所、銀行などもお休みになるみたいです。
(今回は日曜日とかぶっていますが)
また、昔から沖縄では、慰霊の日に海に入ってはいけないと言われています。
慰霊の日は海も鎮魂の場とされるためです。
終戦の日(8月15日)との違いは?
8月15日の終戦の日は、ラジオの玉音放送を通じて全日本国民に日本の降伏を公表し、第二次世界大戦が終結した日ととらえられています。
6月23日は、沖縄に配備されていた日本陸軍第32軍司令官が自決した日とされており、沖縄での日本軍の組織的戦闘が終わった日とされているようです。
沖縄に引っ越して、初めての慰霊の日を祈りと願いの日にしたいと思っています。
戦争に興味があった時期と今
私は小学生の頃から戦争に関心があって、ドキュメンタリー番組や戦争系のドラマや映画をよく見ていました。
「同じ人間なのに、なんでこんな酷いことをするのだろう」
と子どもながらに胸を痛めていました。
一般市民が巻き込まれる戦争に「なぜ」という思いが強くて、番組を見るのは怖いのに、見ていたんですよね。
あれだけ関心があったのに、今はそういう番組や報道が見られなくなってしまいました。
興味関心はあるし、知りたいけど、あの頃のようには見れません。
沖縄の南の方や、ひめゆりの塔なども、足がなかなか進みません。
今まで知覧やアウシュヴィッツ強制収容所なども訪れたけど、今は行けないと思います。
20代前半のように知的好奇心だけで行けなくなってしまったのは、感受性が高まってきたためでしょうか。
特殊な地、沖縄
沖縄は本当に不思議で特殊な地域だと思います。
風土や文化はもちろん、エネルギーの質も今までいた場所とは全く異なります。
旅行で訪れるのと、住むのとではまた違いますし、まだ1ヶ月しか住んでいない私は何も分かっていません。
でも、分からないなりにも、すでにいろいろな違いを感じています。
先日ご縁があって、御嶽(うたき)を巡りました。
神が依りついたとされる聖域で沖縄では大小合わせて2000以上の御嶽があるようです。
御作法も分からない私ですが、お姉さんたちが教えてくれました(TT)
自分では絶対に行かなかったであろう場所。
行く前から胸がいっぱいで、ここに来れたことに感謝しかありません。
ご縁って不思議ですね。
大切にしている場所だからこそ
御嶽はユタ(霊的能力者)さんや地元の方たちが大切にしている場所です。
お邪魔させていただいている身としても、失礼のないよう、お作法や知識を学んでいきたいと思っています。
「沖縄は旅行者や移住者の楽園ではない」
この言葉とどこかで出会ったのですが、確かにそうだなぁと自分の中で大切にしている言葉です。
そう思う沖縄の人もいるということ😌
全ては表裏一体。
美しい自然や素敵な観光地がたくさんある沖縄ですが、いろいろな側面や背景がある場所でもあります。
「住まわせていただいている」
ということを忘れずに、敬意と感謝の気持ちを持って楽しみたいです☺️
では!!!