箱根観光の個人的な魅力は・・・。

景観もさることながら鉄道・ケーブルカー・ロープウェイなどの交通機関も・・。

今回は、体力にも配慮しレンタカーでの移動をメインとしていましたが・・・。

乗り物好きの血が騒ぎ・・・。

元々考えていた動線とは異なった内容に・・・。

 

先ずは「黒たまご」を求め「大涌谷」に向かいましたが、

目にしたのが下。

蒸気や火山ガスが噴き出しています。

また、周囲には草木もなく殺伐としています。

テレビで何度も目にし

是非、直に見てみたいと思っていた

正にその光景です。

 

ここからはロープウェイが頻繁に運行されており、

上空から大涌谷の噴煙を眺めようということになり「往復切符」を購入。

 

「早雲山」行に乗車しました。

「大涌谷駅」を出てすぐ空中から大涌谷を望むことができます。

そこには異様な世界が広がっています。

写真は復路で撮ったものですが

地上とは異なり上空から移動しつつ見学することができ

迫力が伝わってきます。

 

やがて『早雲山駅』に到着です。

早雲山駅では足湯を楽しむスペースもあり

また、遠く「大」文字を記した山を望むこともできますが

どちらかといえば「箱根登山ケーブルカー」との接続点という感が強いです。

ケーブルカーが入線する様子も見えます

 

再びロープウェイで「大涌谷駅」へ移動しもう一つの「ロープウェイ」に乗り換え

「桃源台駅」に移動です。

 

下は乗換後「姥子駅」に途中停車する様子です。

「姥子駅」では一旦停車しドアが開閉。

乗客の乗降も可能です。

さらに、進行方向がやや左に角度を変えます。

 

今回私は3つの疑問点を抱きました。

①連なっているロープウェイは途中駅にどのように停車するのか。

②「姥子駅」ではどのようにして「く」の字型に方向をかえるのか。

③2本のロープにより運行してるが左右のロープスピードの調整はどうしているか。

 

結果的に、

①②については、駅に到着した際ゴンドラはロープから離れて

誘導レールを別の動力で走行。

③については左右2本のようですがこれらは1本のロープ。

(1本のエンドレスロープが2周する『ダブルループモノケーブル』)

よってロープ全体の速度は一定。

ということで、可能となっているようです。

 

ロープウェイは「姥子駅」を発車し「桃源台駅」を目指します。

ゴンドラの前方には「芦ノ湖」が広がってきます。

この日はガスがかかり眺望は今一つでしたが

湖面に浮かぶ遊覧船がのんびりと・・・・。

もう少し眺めていたかったかな。

 

桃源台のレストランで湖面を行きかう遊覧船を眺めつつ

美味しく昼食を頂いたのち

再び、「姥子駅」経由で「大涌谷駅」を目指します。

 

このチケットでは途中下車可とのこと。

「姥子駅」で途中下車。

駅前の広場にありました。

手前が初代ゴンドラ、奥が2代目だとか。

 

そして下が現在のゴンドラです。

2本のロープをしっかりと握っています。

ハンガーは短く、そして

2本のロープの幅はゴンドラの幅よりも広くなっています。

お蔭で風にも強く

安定した運行が可能となっているようです。

 

このあと、運転好きの私たち

特に目的地も定めないまま

レンタカーで小田原方面に向かいました。