吉野川には個性が強い『橋』が多くかかっています。
この『西条大橋』もその一つと言えそうです。
橋の南側に「大きな曲線を描く白いアーチ」と
北側に長くつながる橋げたが己を主張しています。
右岸(南側)から見た「西条大橋」です。
白いアーチ手前が「2径間連続非合成鋼鈑桁橋」
下は反対側(北側)からの景観です。
路線名は「阿波市」と「吉野川市」を結ぶ”県道宮川内牛島停車場線”。
8径間連続非合成鋼鈑桁橋/単純ローゼ橋/2径間連続非合成鋼鈑桁橋
橋長734m、平成16(2004)年完成。
(上略)設計ではあらかじめ工場で製作した強固な床材、
プレキャスト床版を使い橋げたの数を少なくしている。
施工時も、橋脚の井筒(ケーソン)基礎をつ中に沈下させる際、
遠隔操作ができるロボットを利用して人力での現場作業を
極力減らすなど、最新の技術で施工している。(下略)
<”とくしま橋[はし]ものがたり”より引用>
下は西条大橋の親柱です。
阿波市吉野町(吉野川北岸側)特産品の「レタス」と
吉野川市鴨島町(吉野川南岸側)出身の喜劇俳優「曾我廼家五九郎」が
モチーフとされています。
「西条大橋」は毎年春に行われる「とくしまマラソン」の折り返し地点で
ランナーは北岸から南岸に「西条大橋」を渡りゴール(徳島市)を目指します。
毎年春に約1万5千人のランナーが参加する四国最大規模のフルマラソンである。
コースはアップダウンが少なく、
制限時間が7時間に設定されるなど初心者でも完走しやすいのが特長。
徳島のランドマーク「眉山」を眺めながら、
四国一の大河「吉野川」沿いを走るマラソンは景色も美しく、
また、多くのボランティアや沿道の人たちの温かい応援とおもてなしにより、
全国のランナーから高い評価を得ている。
<徳島市にぎわい交流課”Fun!Fun!とくしま”HPより引用>