10月29日(日)
数日前、ネットで見かけた県内路線バス無料のニュース。
そう、この日が当日。
前回の「フリー乗車デイ」今年3月5日は”日和佐”を訪ね楽しみました。
今回はどうしようかと幸せな悩みの下
徳島バスの県外延伸路線バスも無料かと思いつつ、
ちょうど、NHK朝ドラ『ブギウギ』の舞台ともなっているとも聞いた
香川県引田方面に向かうことにしました。
朝、徳島バスホームの案内所で「鳴門引田線」も無料であることを確認し
9時20分発の鳴門方面行バスに乗車。
車内にはこんな「無料」の告知が、
そして乗車したバスが下。(撮影場所は鳴門駅前ですが)
以前より気になっていた水素バス(燃料電池バス)です。
2021年12月1日から運行開始となっているようです。
さすが『燃料電池バス』静かな乗り心地。
車内デザインも次世代の雰囲気です。
この度、徳島バス株式会社が、
「中四国」では初となる「水素バス(燃料電池バス)」2台を導入しました。
このバスは、水素タンクに充填された水素と空気中の酸素から電気を作り、
モーター駆動で走行するため、静かな乗り心地と
走行時にCO2や排気ガスを出さない、クリーンなバスです。
徳島県では、この「水素バス」の実装により、
運輸部門の脱炭素化をより一層推進するとともに、
徳島からのGX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた取組みを
積極的に進めてまいります。
<徳島県危機管理環境部 グリーン社会推進課 HPより引用>
10:40鳴門駅前から
「引田(翼山温泉)」行きの旧鳴門市営バスカラーの車両に乗車。
瀬戸内海を右手に眺めつつおよそ50分、引田駅を目指します。
写真は「引田駅前」を発車するバスです。
方向幕には「引田駅前」とありますが、
この後「翼山温泉」に向かいます。
先の『水素バス』とは違い、車両は年代もの。
でも快適に海岸線を走ります。
愛情いっぱいに守ってもらっているのですね。
っで、引田駅の駅舎が下。
「笠置シヅ子生誕のまち」と表示されています。
まち全体で盛り上げようとしているようです。
ネットなどで調べると
笠置シヅ子さんの生誕の地は香川県大川郡相生村(現:東かがわ市)とのこと。
細かく言えば最寄り駅は引田駅のも一つ東側(徳島との県境に近い)の
「讃岐相生(さぬきあいおい)駅」の様です。
ってことで引田のまちを散策した後
気合が残っておれば「讃岐相生駅」まで歩いて移動することに・・・。
しましたが・・・。
下は途中、見かけた「引田まち並み案内図」です。
青く囲ったとこには「笠置シヅ子縁の地」とあります。
また、「讃岐相生駅」はこの地図の右上、延長線にあります。
ちなみに「引田」と「讃岐相生」の駅間距離は2.5kmとのことです。
「引田」のまち並み散策開始。
まず、『讃州井筒屋』
もともとは、酒・しょう油づくりの商家だったそうです。
屋内には昭和レトロ漂う品々がたくさん展示されています。
その後、「かめびし醤油」の赤壁を眺めUターン。
「風待ちの港の町」「讃岐三白の産地」として
江戸時代から栄えてきた東かがわ市引田には、
往時のにぎわいを今に伝えるアンティークなまち並みがあります。
元豪商の邸宅・讃州井筒屋敷や、
甘い香りが漂う和三盆の工房などに立ち寄りながら、
味わい深い町を歩きましょう。
また、東かがわ市は全国の手袋生産量の90%以上を占める生産地です。
レトロなまち並みを散策し、
130年を超える手袋の伝統と実績に思いをはせるコースです。
<公益社団法人香川県観光協会「うどん県旅ネット」より引用>
途中見かけたポスター
どうにか「ブギウギ」を感じました。
この後、「笠置シヅ子縁の地」へ向かいましたが
見つけることはできませんでした。
って、ことでそのまま「讃岐相生駅」へ向かうことに・・・。
途中、国道沿いに「笠置シヅ子ルーム」の案内板を見つけ、寄ってみよかとトボトボ。
YAHOOマップで眺めると
国道から「笠置シヅ子ルーム」までおよそ650mくらいのようです。
また、常時開設されてはいないようですので事前確認をお勧めします。
山側に向かい5分ほど歩きましたが、その気配は感じられません。
あきらめ引き返すことにしました。
戻った国道交差点脇には『馬宿』というバス停があり
およそ5分後に鳴門方面行きのバスが来るようで・・・。
ヤワな私は急遽、予定変更。
「讃岐相生駅」は次回訪問することにし、鳴門駅を経由し徳島駅を目指しました。
結局、「”ブギウギ”バス代無料!!」の旅では
「ブギウギ」を感じることはあまりできませんでした。
ただ、東かがわ市のHPに掲載されている紙芝居では
引田の朝日座という劇場(映画館?)で
コンサートを開いたと紹介されています。
また「こころのふるさと」は「引田」とも・・・。
ってことで、また「引田」がドラマに登場するんじゃないかと
ワクワク、ブギウギです。