誰しもが行っている、入り口の四隅確認。

わたしも、当然に確認いたしております。



あいつがいなければ、事務所へ。

で、四隅確認



皆さんも当たり前の事でしょうが、我が祖母、両親は相当変わり者で、幼な時分、わたくしはたいへん苦労いたしました。

あいつが天井隅に、8本の無駄に長い足を伸ばし、不気味なほど微動だにしない。

祖母は、「虫は殺すな!コブはヨロコブゆうて、大事にせな!ちゃーんと、他の虫ば、食べてくれるとぞ。」

*我が田舎では、あいつを「コブ」と呼んであげてました。

わたしは(僕は喜んでいないし、ほかの虫を食べてくれんでもよかし!)

汲み取り便所には、餌が豊富なとか、頻繁に出現する。

便所前で、ぐずり、中に入れず我慢の限界で泣く僕を、両親は

「おとこんこが、情けなか!コブごときで泣くな!」

ね、異常でしょ!祖母と両親。

あいつが視界の中に入った場合、人類が進化の途中にできた大脳新皮質は、途端に働かなくなり、理性では制御できない状態に人間(?)はなるかと、私は思います。


先般、ご縁を頂戴した築50年以上の戸建て



皆様が内部に入る場合のご苦労は、お察しいたしますが、わたくしも、感謝いっぱい、手に汗いっぱいで、建物内へ。


わたくしは、恥ずかしながら、世間常識の言葉とは、存じ上げておりませんでした。

アラクノフォビア(くも恐怖症)

わたしです。