先月の「相談」で書きましたが、私の仕事は、不動産をお売りになる前提の、お客様の動機が、通常とは異なるケースが多々あります。
よって、連絡のやり取りが、スムーズにいかないことも少なからず。
連絡の返事が来なくても、再三のご連絡を差し上げるのではなく、ただお待ちするのみ。
小さな信頼から、大きな信頼をいただけるよう、心がけています。
先日、当社が売買の依頼を頂くがための、こちらからの一方的な手紙をお送りしたお客様より、ご連絡がありました。
手紙を差し出す場合、情報を収集した上で、私の要望を伝える内容の手紙をお送りします。
情報収集も限度がありますので、受け取られたお客様のご不安を煽る事にもなりかねません。
お客様の連絡は、「断り」のご連絡でした。
お断りのために、わざわざご連絡を。。。
勇気ある、お心のある連絡に、ただただ感謝・・・
しかし、お電話越しに、たいへんな状況下でいらっしゃる様子を感じました。
お客様の、厳しい状況に思いを至らせても、その状況下でのお客様の思いの実感までは、分かり得ない。
我が身の非力さを痛感するのみ。。。
今できること、
「またご連絡下さい。いつでも。」
お待ちするだけ。。