千年の稽古 | okinawan-spiritのブログ

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過去記事を要約再掲 ↓



ある空手雑誌の質問コーナー


Q:黒帯になるには

 どれくらいの

 道場稽古が必要ですか

A:最低でも4時間の稽古が

 必要です


4時間で

黒帯取得とは


どれだけ

厳しい稽古

なのかと思ったが


次号で

最低でも時間

と訂正されていた



漢数字の   「千」


アラビア数字の「4」


混同

したのだろう



自分は

どれくらい

の時間を稽古に

費やしたかと考える


半世紀

稽古をして

いるのだから

千時間はとっくに超えている


もはや

単位とすべきは

時間ではなく「日か?


武の道においては千日を初心とし
万日の稽古をもって極とす
大山倍達総裁



しかし

古希を迎え

自分の人生は

残り30年(多分)


「日」

では足りない


ただ

漫然と

稽古を続けるだけでは


空しかるべき

万代に語り継ぐべき

名は立てずして


いう事に

なってしまう


そう

考えて

武道の稽古など


意味がない

のではないかと

思ったことも何回かある


しかし


最近は

空手の

稽古は自分の

一代限りで

終わるのでは

ない

考える

に至った



先人の型を

正しく継承し 

後の者に伝えてゆく


それこそが  


「古を稽える」 


稽古の本質

ではないだろうか



創意工夫

と称して


改変

改竄


繰り返す

などあってはならない

 

リブログを
させて頂いた
上記記事に加えて ↓

『秘伝』 2024 4月号
P115

真栄城先生は、常々

「型を打つ時、私のコピーになるな」

と仰っていました。


恣意的に
自分の好きなように
変えてしまっても良い

と仰っているのではない

和文和訳を
させていただくと

改変改竄を
することなく 
練度をあげ
上書きを
して行きなさい
いうことに
なるだろうか

劣化コピーに
だけはしてはならない

更に

上掲誌
P116

(略)本来の沖縄空手とは
かけ離れたところが多いですね。

(略)若い空手家が海外で教えたものが広まったと考えられますが、彼らが沖縄の段位の高い先生方から定期的に学んでいたら、現在のようにはなっていないでしょう。

やはり
宗家という
稽古の核になる
存在をきちんと認識
していかなければと改めて思う



いまだ
毎日が初稽古

もう
半世紀も
稽古をした


のではない


まだ

半世紀しか

稽古を

していない


のだ