背乗り(はいのり) | okinawan-spiritのブログ

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背乗り(はいのり、這い乗り)とは、
工作員や犯罪者などが正体を隠すために
実在する他人の身分戸籍を乗っ取って、
その人物に偽装する行為を指す警察用語  (wiki引用)

背乗りを
題材とした
作品と言えば
公安外事分野では





月村了衛
『槐』(えんじゅ)

『ガンルージュ』

が面白かった


公安外事分野以外では

なんといっても

松本清張 
『砂の器』

になるだろうか


その他にも

藤田宣永
『彼女の恐喝』

日米野球界を舞台にした

本城雅人
『ノーバディノウズ』

背乗りが
テーマになっている

今回
背乗りに
思い至った切っ掛けは

N警察署
勤務時代だから
半世紀前になるか

一度だけ
お会いしたことのある

剛柔流
尚礼館
渡口政吉先生

関連の
ブログを
拝見したこと
↓ 
警ら(パトロール)
運転免許証を拾得したので

記載住所の
アパートを訪ね
返還しようとしたが本人不在

大家さんに
預けようと向かったところ
そこが道場で少年部の稽古中だった

音楽が
かかっており
鳥籠もあった記憶がある

稽古中
にも関わらず
心良く対応して
くださった渡口先生にお礼を述べ
父がウチナンチュであることを言うと

空手を
やらんかね?

おっしゃってくださったのだが

当時
昇任試験に
合格しており
関東管区警察学校入校待ち

更に
その後は
異動があるので
入門するまでには至らなかった

あのとき
入門していたら

自分は
今と異なる
流派の稽古を
続けているのだろうか

先日
所用で
新宿に自転車で
赴いた際の帰り道
記憶を頼りに当時の
道場があったと思われる
場所を訪ねてみたのだけれど

みつからない 

なにしろ
半世紀前のこと
記憶も朧げでしかない

ただ
空手をやらないか
と声を掛けてくださったときの

渡口先生の
お顔が父に
似ていたことを
時々思い出してしまう

1998年に
亡くなられたとのこと

合掌