いわ子先生より

一言に霊能(力)者といっても、いろいろな人がいます。スプーンを曲げたり、重い荷物を軽々と持ち上げたり、そうした超能力者のことは、直接世の平和や、人々の幸せと関係ありませんのでここでは除きます。

本当の霊能力者とは、神様方に最も喜ばれている方でなくてはなりません。勿論心も美しくなくてはなりません。神様の尊い存在をはっきり分かっていらっしゃって神様の偉大さ尊さに日々感謝申し上げ、神様にお仕えし、世のためにお役に立つことを人生の目的としていること、日々自分の心を磨き、努力を怠らず、ひたすら神様にお近づきしたく、心からの祈りを捧げ、明るく、笑顔の美しい方であること、今世に起こるすべての体験、経験をわがものとし、あらゆる試練を乗り越え、神様方にお喜び頂けなくてはなりません。多くの志願者の中より神様方に選ばれ、その結果、霊能力が与えられるのです。

神界からご褒美として霊能力が賜れるのですが"霊能力"にもたくさんの種類があります。本当の霊能力者の傍らにいると、それだけで、何となく心が安らぎ、心が温かく、包まれるような気がします。

霊能力者のところに行くまでは、身体がだるく、頭も重く、心もモヤモヤしていたけれど、会っている内に、あるいは会った途端に身体全体がすっきりしてしまった、こういう雰囲気をいつも与えてくれる霊能力者が素晴らしい霊能力者であり、霊格の高い、高級霊能力者と呼ばれる方です。真実の霊能力者、本当の尊い霊能力者です。

それとは反対に低級霊能者は、ある日突然に霊感が出る人がほとんどです。単なる"霊媒体質"であるために、その人にとり憑いた動物霊や低級霊が霊的に霊視(み)せるわけです。今はこうした低次元の霊能者の何と多いことでしょう。テレビや週刊誌などにも低級霊能者がたくさん見受けられますが、最も重要なことに知らずに、薄気味の悪い低級霊能者を出場させてしまうため、視聴者は感違いをしてしまうのです。低級霊能者は、ほとんどの場合、交通事故や高いところから落ちたりした怪我や難病などで、手術をした時や、女性ですと大半はお産(特に難産)の時、尾底骨が開いたことで(専門的にいいますと、七つのチャクラの一番下の"ムンダラ"が感応したのです)、そこに低次元の霊(ほとんどがキツネやタヌキ、蛇等の動物霊)が憑いたために、霊的に視えるようになるのです。動物は霊感が働くためで、本当はとても恐ろしいことなのです。

それは神様が教えて下さるか、動物に教えられるか大変な違いがあるということなのです。神様方は世の中の平和と、人々の幸せをいつも考えて下さっているお慈愛深いお方です。しかし"動物霊"は、そうではありません。慈悲の心など、みじんもありませんので、位の高い神様だと偽り、神様になりすまして、霊媒者の身体に入り込み、相談者の家の火災や、交通事故などを当てるのです。でも、神様ではないので、その先をどう解決したらその人が救われるのかが全く分かりません。動物のいたずらでしかありませんから、口からでまかせをいい、もっともらしく偽るのです。災いの起こっている原因はズバリといい当てますが、幸福になれる道へとは導いてはくれません。

動物霊がつき霊感が出た本人には、その動物霊が全く見えませんから、そうした意味では、その霊能者はお気の毒です。それをズバリ見破れるのは神様と高級霊能者だけです。でもよく気を付けると、普通の人にも高級霊能者か、低級霊能者かを見分けることができるかも知れません。それは先程も少し触れましたが、霊格の高い霊能者は、

一、まずお人柄。人間性が素晴らしく、また温かなお慈愛深さもあり、どことなく観音様のようにも思えてしまうほどお優しい方です。

二、お話する時の笑顔も明るく美しいことです。

三、次に高額な毛皮類や宝石などをどんどん買ってしまう物欲、金銭欲の塊のような人ではありません。

四、それから神様は食べ物に余りお金をかけることも嫌われます。食い道楽やゲテモノ食い、そして生の肉を喜んで食べる人々の中には高級霊能者は存在しません。特に動物霊から力を得ている霊能者は日常とても肉食を好みます。決定的なことは、動物霊能者は御神前で突然、動物のように身体を横たえてグーグー眠ってしまうことがあり、容易な判断がつきます。動物霊の本体が出てしまうのです。


ある人がテレビで名の知れている霊能者のところを予約をし、やっと順番がきて、よろこんでその霊能者の所へ行ったところ、御本尊様は、観音様かしら、それともお不動様かしらと、御神前を見たとたん、腰を抜かしそうになったそうです。その霊能者はなんと動物や蛇の死骸を拝んでから答えてくれたとのことでした。この場合もやはり神様にではなく動物霊に力をもらっている低級霊能者です。


弘法大師様より

霊能者のところに通うということは、
その霊能者と同じ道、同じ人生を歩むということ。
人生、上るか落ちるか。

合掌


偉大な神様にお仕えしている高級霊能者ではなく、うっかり動物霊を操っている低級霊能者のところに行ってしまっては、自分や家族、子孫だけでなく、御先祖様も霊界で暗い低い所に突き落とされてしまうのです。これは大罪です。"功徳"が子供や子孫にいくように、その"大罪"も子供や子孫にいってしまうのです。正しい宗教や善い指導者を選ぶことが人生にとってどんなに重大なことかお分かり頂けたと思います。

もう一度申し上げます。低級霊能者は憑いている霊は視えますが、皆様を開運に向けることは決して出来ません。神様が存在していないからです。


弘法大師様より

大峰山、身を浄める修行の場。

合掌


吉野の山々に囲まれた日本一の荒行の霊場として知られている、修験道のメッカ大峰山蛇之倉七尾山の教主さまである霊能者の山口神直先生と、そうした霊能者のお話をしましたところ、高級霊能者は、全霊能者のうち、わずか一〜二パーセントしかいないとおっしゃっていました。この山口神直先生は、東京大学医学部御出身の学識者でもあられます。

合掌



畏れ多いとは思いますが

お一人でも多くのかたを

お救いしたいと思っております。


南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛

南無大師遍照金剛


合掌

日本に大きな災いが起こりませんように
日本が平和でありますように
地球が平和でありますように
宇宙が平和でありますように
どうか、どうか、どうか、
よろしくお願い申し上げます。

合掌