敗血症の患者さんへの遠隔治療について王気功HPにいただいたご投稿をご紹介いたします。
ご家族より、現在はリハビリ中でご退院も近いと嬉しいご報告を頂きました。
(担当:高島)
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小森慧持 2020.10.16〔4:59 PM〕
王先生、善観先生、皆さま、本日もありがとうございました。
私の父のことを共有させてください。
母が亡くなってから、まとまっていた家族がバラバラになり、父は13年間、独り暮らしをしていました。
今年春に突然、自宅で倒れ意識不明になっているところを近所の方に見つけていただき、救急車で病院に運ばれました。
ICU で何度も検査をしましたが、原因がわからず脳膿瘍と敗血症髄液のため、高熱と意識不明の重症になり、病院からは、このまま延命治療を行うか、行わないかの選択をするよう言い渡されました。
父が「生きていて良かった、幸せな人生だった」と思えるまで、叶うならば、私に親孝行させてほしいと、王先生に遠隔をお願いいたしました。
初めてでしたが、私も王先生に教えていただいたとおり、遠隔を行いました。
幼い子供の頃に父と過ごした思い出が、次から次に涙とともに溢れて、体が熱くなったり、吐き気がしたりしながら、同頻させていただきました。
本日、父の生死の選択をしなければならないのかと辛い気持ちで病院に行くと、意識不明でいるはずの父が看護師さんと会話をしていました。
私と弟を見つけると、「迷惑をかけて申し訳ない」と何度も何度も言うのです。
もう感動と感謝の気持ちでいっぱいです。師父を信じて、遠隔治療をお願いいたしましたが、会話ができるとは思っていませんでした。
申し訳ございませんでした。
また、私も遠隔を行うことができるなど、信じていませんでした。
申し訳ございません。
また、苦しく辛い思いをして、家族、兄弟の繋りとあたたかさ、有り難みを教えてくれた父に感謝の気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
遠隔治療をさせていただき、私にできること、やるべきことを実践します。
宇宙のエネルギーと神のエネルギーは、自らの意志次第でつながることができること、そして自らを信じなければ、何事も始まらないことを学びました。
師父、善観先生、皆さま、有難うございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。
小森慧持 2020.10.22〔5:34 PM〕
王先生、いつもありがとうございます。
前回の投稿の補足です。
独り暮らしをしている父が、敗血症による脳内と髄液の炎症のため、高熱と意識不明の重症になり、病院からは、このまま延命治療を行うか、行わないかの選択をするよう言い渡されていました。
先生の遠隔を受け、おかげさまで、MRI 検査で脳内の炎症画像が消えて意識が戻り、長年、父と会話することがなかった弟が病院に駆けつけ、親子対面した時は、感動いたしました。
やっとこれから親子関係を改善することができると考えていた矢先に、病院から、ICU から一般病棟に移るため、気管切開をすることを何度も迫られ、病院から呼び出されたため、王先生のセミナーを欠席いたしました。
果たして、人工呼吸器をつけて入院させていることは、父のためなのか?私たち子供の都合を押し付けているのではないか?自らの決断によって父の寿命が決まると思うと恐ろしくなり心が乱れましたが、目前のことに向き合い、単なる延命ではなく、父との時間を大切にすることを選択しました。
コロナ禍で面会禁止の状況でしたが、気管チューブを抜き、自発呼吸に切り替えた後、特別に面会が許可されたため、早速、前回のセミナーでご教授いただいた推拿を腹部から胸部にかけて行いました。
父の腹部から腸の動く音が繰り返し聞こえ、たくさんのアクビ、なかなか出せなかった声と痰を出すことに成功しました。
安心して皆で笑い、喜び合うことができました。
あらためて、貴重な体験と時間をくださった師父、善観先生、励ましてくださった同修の皆様に御礼申しあげると共に感謝します。
有難うございました。