肩の痛み ー 医師から手術を勧められた患者さんのケース ー | 王気功 オフィシャルブログ 「医者仁術」

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様々な病気で王気功に来られる患者さんとの日々と東洋医学豆知識や養生法、中医学、医療気功による治療を紹介していきます。

先月末に来院された患者さんのご家族からいただいたファックスを紹介いたします。




年齢:77歳
性別:男性
症状:肩の痛み
治療期間:H.26.1.28~2.11

長年企業の経営のトップとして第一線で活躍され、現在は会長として相談役をされているKさん。手術日程を翌週に控えて、なんとか手術を回避したいとのご希望でのご来院です。

初回の治療はお体全体の状況を把握するためにそれぞれの経絡の気の流れを確認し、肩の痛みの原因となっている軟骨部分の炎症を吸収させる気功治療を行いました。気功エネルギーでの細胞修復が集中的に行われことで短期間での回復に繋がります。

Kさんは治療後は不思議と体が温かくなったことを実感されておられましたが、肩の痛みの変化は感じられないとのことでした。

二回目のご来院時に、前回治療を受けた翌日から体重が減り始めました!体が軽くなりました!肩の痛みよりも腕や足腰の方が気になる、と喜んでご報告下さいました。

初回の治療時の問診では体重のお話はありませんでしたが、かかりつけの医師から体重を減らすように言われていたけれどなかなか減らなかった、気功を受けたら3キロ近くも減りだしたと驚かれていました。

医療気功を受けたことのある方で、体重を減らしたかった方は減り、増やしたい方は自然に増えることを体感された方は大勢おられます。
気血の流れが改善し、体内の老廃物を排出させる力が高まり、体が一番バランスのよい状態になっていくのです。

人間はほとんどの場合、痛いと感じる場所は1カ所に集中しがちです。一番痛い場所の痛みが軽減されるとそれまで気付かなかったもとからあった他の痛みに気付きだします。
Kさんも初回の治療後、肩の痛みが軽減されるとともに手足腰など別の部位のお痛みを感じられました。それらの痛みは急に出てきたものではなく、メインの痛みがあったために痛みが鈍くなっていただけなのです。

三回目のご来院時、王院長の予想通り、手術をキャンセルされたとのご報告をいただきました。
どんなに安全と言われる手術であっても、できれば回避したいものです。肩のお痛みも改善され安心なさったようでした。

四回目の治療を終えて、今後は必要に応じてご来院いただくよう院長よりお伝えしました。もともととても大きな元気をお持ちの方です。
長年朝冷水を浴びる健康法を続けてこられたKさん、「継続は力なり」ですね。

今後のKさんへの院長からのアドバイス:冷水を浴びた後、乾布摩擦をプラスされることでさらに元気アップ間違い無し!

                           〈担当:前田〉