先日このブログで紹介させていただいた風邪の後の長引く咳で来院された方からメッセージをいただきました。
年齢：41歳
性別：女性
症状：咳
治療日：H.26.1.29～
HS 様
(月曜日, 09 2月 2015 19:42)
先週、３回目の施術が終わりました。
王先生、このたびは本当にありがとうございました。
年末の風邪が長引き、咳がずっと止まらず、どんどん薬が強くなり、頭がしびれるようで毎日辛くて。。
藁にもすがる思いで、初めての気功を受けてみました。
すると！１回目からすうーっと楽になり、なんと家に帰ってから１０時間も眠ってしまいました。２回目の次の日からは透明な痰が出るようになり、咳もほとんど出なくなりました。
職場でも「咳、出なくなったね～薬がきいたね！」なんて言われましたが、
先生の所に行ってから一度も薬は飲んでいません。
３回目には先生から「あれ、もう元気ね。もう卒業だね」なんて言われてしまいました。
私は特に反応がよかったのかもしれませんし、施術後は直帰してお風呂に入り、ひたすら白湯をのんで眠ったのもよかったのかもしれません。
でも、あんなに苦しんでいた咳がたったの３回で治ってしまうなんて。。
先生には本当に感謝してもしきれません。
残念なのは、気功の良さをなかなか説明しづらいこと。
良かったのよ、良くなったのよ、とは言えても具体的にどうなっているのか、伝えるのが難しいのです。でも、私は確実に咳が出なくなりました。
夜もぐっすり眠れています。
私のほかにも咳で苦しんでいる方がいらしたら、ぜひ一度、体験していただきたいです。
先生、今後ともよろしくお願いいたします。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
HSさんのように、風邪をひくたびに咳の症状だけがしばらく残るという方は結構おられます。
過敏になった気管支や呼吸器の炎症を取るだけでなく、消耗したエネルギーを補いつつ、肺経や関連する経絡の気の流れを改善することで、次に風邪をひいたときに同じ症状を繰り返すことがなくなります。
それにしても、まだまだ日本では医療気功の治療に対する認識が低いんですね。
日本では明治以降東洋医学から西洋医学へと医療の大変換がありました。それまで培ってきた日本古来の治療法を封印してしまったのです。
明治という時代は西欧列強から国を守るべく膨大な軍事費が投じられるとともに、戦場で負傷した兵隊のための救急医療の進歩が急務であったのかもしれません。
戦争は西洋医学を発展させた大きな要因です。
しかし慢性病の治療は東洋医学の得意とするところです。
誰もが生まれながらに持っている自己治癒力を引き出し、病を根本から治療していく、それが東洋医学です。
医療気功は鍼灸や漢方薬同様、何千年もの間先人達が積み重ねてきた臨床に基づいた医療法であり治療法なのです。