ちょっと(だけ)古いマウンテンバイクの再生整備作業 (その1) | ヒト・モノ・アソビ... 人生を楽しく快適にしてくれる素敵なものたち

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専ら自転車、というよりも登山やバックカントリースキー、沢登り、渓流SUP(‼)などをアクティブにされている方からの作業ご依頼です。「長らく乗っていなかった。フツーに乗れるようになるものなのでしょうか?」「自転車は(山で)あると便利なのでダメっぽかったら新しいのを買った方が・・・」いえいえいえ、ただ古くなっただけで「乗れない」なんてことにはならないですからっ♪ しかも新たに新車を買った方が安くつくなんてないですからっ 一度 持って来ていただいて、それから方向性を考えましょう♪

「古い」とはいえ懐古主義の「旧車」の類ではありませんから新品時のように「レストア」する必要も時代に合せた「様式美」も不問です。7速では不便かというとそれもないはずですし、これを無理やり「今」の仕様に換えなければならない理由はありいません。7速用の変速レバーも現状で入手できますし、チェーンなども入手できるのですから。

そうしてジテンシャをご持参いただき、さっそくチェックしていきます。車体はパーツ構成から推測すると約25~30年ほどたったものでしょうか。当時の「中堅」的なモデルでしょうか。アルミフレーム初期のころの「接着工法」によるフレームの物です。乗ってなかった、とはいえ距離や山道で酷使されte板わけではなさそうですので致命的な損傷はなさそうです。経年による劣化、腐食、破損などによるものでしょうか。タイヤは以前(いつ?w)換えた、ということですのでゴム表面のヒビは少しあるものの、は際立った劣化は少ないようです。ただし、チェーンやケーブル、などの錆びやすい箇所はほぼダメでしょう。7速のグリップシフト仕様ですが、グリップゴムはとうに朽ちてなくなって要るようですし、使い勝手や今後のことを考えるとここはシフトレバー式に交換することにします。主だった箇所は異常の様ですが経年に伴う副産物的なものとしてシートポストが上げ下げ出来ない(どころか廻らない 汗)、ペダルやクランク、BBなどの固着の可能性はあります。フロントディレイラも錆びついて動かない状態です・ しかし、交換を要する部分は先ほど挙げた箇所で済みそうですので部品交換の予算を告げ、作業を承ることになりました。 固着や緩まない、箇所は何とかなるでしょう。 タブンシランケド
フタを開けてみると、錆や固着で少しの苦労することはt当たものの、初見から大きく外れることもなく、費用も最小限で「再生整備」が完了したようです。 これまでの使用頻度で乗り続けるくらいであれば、さらに10年、20年は機能を維持して問題なく使うことはできると思います。

作業のご用命、ありがとうございましたっ


ぱッと見は埃で汚れているだけ? なのですが、グリップシフトは崩壊。Fディレイラは身動きせず・・・


チェーンもそのままの形になっているようです・・・


出来ました♪

 


外観も綺麗になりました


肝心の変速機回り。コチラも問題なく作動するようになっています。
費用的には「最小限」でおさえることができたのではないでしょうか♪