耐震診断報告書の見方
耐震診断をしたのではなく、既に耐震補強工事は終っているその診断結果の報告書そのものが何をいっているのかわからないということでの依頼です。
依頼のあった建物は1973年竣工のオフィスビルです。
旧耐震、新耐震という言葉をご存知なら、この築年数の建物は気になりますよね。
そうはいっても、図面はない、補強工事がどういったものかもわからない、報告書のみ渡されてしかも2ページだけのぺらぺらの報告書・・・結論と数値の表のみ。
とりあえず数値が何をさすのか、そもそも耐震診断は何を意味しているかをレポートにまとめて説明する次第です。
〇耐震性の判定
構造耐震指標 Is およびCT(累積強度指標)・SD(形状指標)の積
Is=Eo×SD×T ≧ Iso=Es×Z×G×U
CT・SDの範囲 |
耐震性の判定 |
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CT・SD > 1.25
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安全 |
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0.3 ≦CT・SD≦1.25
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Is ≧Iso
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安全 |
Is < Iso
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疑問あり |
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CT・SD < 0.3
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疑問あり |
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従って、安全の判定基準は Is≧0.6かつCT・SD値≧0.3となります。

