学校区制度と学校選択制度 | 日新丸のブログ

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島根県は隠岐の島(島後)の渡船屋です。
釣果情報を中心に、日々の出来事など、好き勝手に綴ってみたいと思います。

学校区と校区外申請の矛盾


卒園から小学校入学の流れってどうだったんだろう?

参照(隠岐の島町HP)


入学前年度の10月1日の住民基本台帳をもとに、入学期日と入学する学校を指定した通知書が隠岐の島町教育委員会から送られる。
尚、指定の学校について特別な理由により変更できる場合がある。
参照(隠岐の島町HP)



この通学区域外がなかなか曲者。

学校の予想生徒数の議論になった際に、信用できる数値にならない。

このまま何事もなければ!が前提になります。

これは、教育委員会からの資料です。

令和4年、5年 の一年生が0

これは、5年2月現在の実績数

で!

これも教育委員会からの資料
令和3年5月に作成されたものです。


お気づきになりますかね?

入学予定者は、4年度に1人、5年度に2人いたんです。

が!

実際は、4年度に0人、5年度に0人になった。


なぜか?


そう!多分ですが、校区外申請があったんでしょう。


町長は、この2年連続の0を問題視しています。

町長!

問題視する、心配するのは、当然です。北小学校を規模適正化検討委員会からの答申を真摯に受け止めれば、当然問題視しなければなりません。

ですが!

こんな風に分析をして貰えませんか?

北小学校に入る生徒はいたんです。

それが、たまたま事情があり校区外申請で北小学校に入らなかったのが2年続いただけだと。


また、議会で教育長の答弁で、

「北小学校を望まなくなった」と発言した背景には、この現状の分析の仕方からだと思われます。


が!

この「北小学校を望まなくなった」という発言は、問題視したいと思います。

腹がたって仕方ない❗

発言を取り消した上で、謝罪にこい!


教育長たるものが、

学校軽視としかとれない発言。


まだ廃校でなく現存している学校ですよ?

学校は勿論、学校スタッフ、児童、保護者の心情をどう捉えてるのか?

と問い詰めたいですね!

軽く見られたなぁ~( ̄□ ̄;)!!

馬鹿にされたなぁ~( ̄□ ̄;)!!


私は、教育長としての資質を疑います。


さらに、規模適正化検討委員会からの答申をもらっていれば、問題校に対しては慎重に扱うべきであり、この校区外申請の是非も貴方の裁量です。


本来、規模適正化検討委員会の答申を受け、教育委員会として「統廃合しない魅力ある学校づくり」の計画を自ら出しておいて、問題点はわかっていたはずである。その事について、教育委員会の使命もあったはずだ。生徒数が問題ならば、生徒数を確保するという部分で、教育委員会にも努力はせんといけないでしょ?

(生徒数確保は、地域、行政、教育委員会、小学校、保育園 全てでやっていかなきゃならない。他所任せでは成り立たない と考えます)


校区外申請についても慎重に扱わなければならなかった。

相談に来られた父兄さんに、色々な情報提供をし、不安を解消する策を取り、校区学校に行けるよう務めるべきだった。

なぜなら、

校区制度が学校の筋だと考えるから。

校区外申請の理由が学級人数とかでも認められるようになれば、校区制度は崩壊してしまうであろう。

生徒数の問題で、残っていけた学校も、軒並み廃校の運命を辿るであろう。


校区外申請は、良い部分もあるのは確かだ。それに救われた児童も多数いるであろう。

ただ、内容を本当に吟味し、解決策を供に考えた上での最終手段と考えないと、校区なんていらなくなる。


自由だけの世界では、やがて滅びる と私は思う。

一時は、良い部分が出るが、馴染んだ辺りで負の部分が出始める。


私が小学生の時って、校区外制度ってあったんだろうか?

今から44年前が( ̄□ ̄;)!!

調べてないからわからないが、ここ20年ぐらいにできたもの?


そう考えると、校区外申請の乱用は、色々なものを破壊する事になる。

ある程度の線引きは必要かと