昨日は群馬で、今日は秋田の美郷町。何れも講演である。
最寄の大曲駅まで担当者の方が迎えに来てくれ、昼をご馳走になった。
地元の新名物「美郷まんま」という、まぜご飯をいただいた。地元の黒毛和牛の肉を使った贅沢なもので、なかなかに旨い。
講演テーマは「ビジネスマッチング」。要するに、地域の事業者が新たな販路や新規顧客開拓に向けて、新たな取引先を見つけ、新たな取り組みを実践しようということである。
同地は秋田県内でも有数の米どころであり、奥羽山系の良質な伏流水が豊富に湧き出る、名水の郷としても有名だ。
ところで、「地産地消」ということが盛んに言われるが、社会的な意味合いは別にして、経済的な見地から見れば、価値は認め難い。
例えば、同地のように、名水がこんこんと湧き出している地域の人にその水を売る(消費)のは、エスキモーに氷を売るような難しさを伴う気がする。
しかし、この水を商品化し東京に持ち込めれば、売れる公算は高い。
要するに、「地産地消」では無く、「地産地商」に変える。すなわち地域の産品を地域で商品化し、それを都市部で消費してもらうことだ。
前述に即していえば、地域の名水を地域でボトリングするなりして、商品化し、それらを東京の事業者を通じて販売してもらう。そのためのビジネスマッチングと考えるのが良いかも知れない。
「地産」→「地商」→「都消」で組み立てる。ただし、地産と地商の間に、「地方」すなわち、地域独自の方法による加工を加えるのも良い。
何れにせよ、ここにビジネスマッチングの可能性は大きく広がってくる。