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大木ヒロシのブログ

ジャイロ総合コンサルティング代表取締役の大木ヒロシです。
日々のコンサルティングや講演、研修、そして経営を通して学んだ新鮮な知恵を、リアルタイムでお届けいたします。
もちろん、全内容ともここでしか読めない未公開記事。
あなたの人生でお役に立てば光栄です。

 昨日は群馬で、今日は秋田の美郷町。何れも講演である。


 最寄の大曲駅まで担当者の方が迎えに来てくれ、昼をご馳走になった。

 地元の新名物「美郷まんま」という、まぜご飯をいただいた。地元の黒毛和牛の肉を使った贅沢なもので、なかなかに旨い。


 講演テーマは「ビジネスマッチング」。要するに、地域の事業者が新たな販路や新規顧客開拓に向けて、新たな取引先を見つけ、新たな取り組みを実践しようということである。


 同地は秋田県内でも有数の米どころであり、奥羽山系の良質な伏流水が豊富に湧き出る、名水の郷としても有名だ。


 ところで、「地産地消」ということが盛んに言われるが、社会的な意味合いは別にして、経済的な見地から見れば、価値は認め難い。

 例えば、同地のように、名水がこんこんと湧き出している地域の人にその水を売る(消費)のは、エスキモーに氷を売るような難しさを伴う気がする。


 しかし、この水を商品化し東京に持ち込めれば、売れる公算は高い。

 要するに、「地産地消」では無く、「地産地商」に変える。すなわち地域の産品を地域で商品化し、それを都市部で消費してもらうことだ。

 前述に即していえば、地域の名水を地域でボトリングするなりして、商品化し、それらを東京の事業者を通じて販売してもらう。そのためのビジネスマッチングと考えるのが良いかも知れない。


 「地産」→「地商」→「都消」で組み立てる。ただし、地産と地商の間に、「地方」すなわち、地域独自の方法による加工を加えるのも良い。

 何れにせよ、ここにビジネスマッチングの可能性は大きく広がってくる。

忙中閑有り。

年数回という、たまの休みは何をして良いかが思いつかない。そこで、家内と相談し、行き当たりバッタリの「途中下車の旅」をこころみた。

とにかく自宅の最寄駅から電車に乗り、思いついた場所で降り、その周辺を散策。旨そうな店でもあればそこで食う、といった、偶然の「楽しい」を見つける小さな旅を目指した。


しかし、である。結局はまるで知らない所に降りるというのは何となく気が引け、恥かしながら、勝手しったる駅で降りてしまった。


所は、新宿区神楽坂。駅からは長い坂道がゆるゆると飯田橋に向けて下っていく。

坂の頂点近くには赤城神社がある。最近に建て直したかに見える社殿はガラスが多用され、明るく、お洒落な雰囲気がただよう。

社殿の左横は大きく開け、早稲田の街並みが望見できる。絶景と言って良い。

隣接する近代的なビルに社務所と同居したモダンなカフェ。若いカップルが多く、都会の神社の面目躍如といったところか。


坂の両脇は新旧の店が軒を連ねる。

坂の途中に20年ぶりの旧知の店がある。一つ顔でも出して、と思ったが、閉まっていた。廃業してしまったのかと急に寂しくなった。

消息が知りたいが、他にたずねるのも気が引ける。そこで、女房殿に頼んで近所の店の店主に聞いてもらった。「今日は定休日、昨日も○○さんとは飲んだよ」との事、安堵した。


神楽坂の商店街で思うのは、新旧のバランスの良さであり、それぞれが、それぞれに現在に活きているということだと思った。

古い店は古いことの価値を主張し、若い店は若さゆえのトレンドをいっている。

良い商店街とは良い店の集合体であるしかなく、そこにしか商店街の持続的活性化の方途は無い。







夏本番に突入、熱中症の危険が迫っている。

熱中症とは身体がオーバーヒート状態となり、熱により機能不全を起こすことだろうと、素人解釈している。


第二次大戦中の航空機が高速になるに従ってオーバーヒートに悩まされるようになった。

特に空戦時の戦闘機にとってオーバーヒートは致命的な事になる。

そこで、オーバーヒート寸前のエンジンに水メタノールを噴射することで気筒内の温度を下げる策が講じられた。日本軍機では紫電改という戦闘機に実験的に装備されたらしい。


古い話である。けれど、オーバーヒート寸前の私はこれでハタと気がついた。


そうだ、これだ。これがあったんだ!古きを訊ね新しきを知る。オー、温故知新じゃないか。


湯上りのほてった体にパンツ一つで扇風機の前にどかっと座る。

やおら、片手にスプレー式のシーブリーズを持ち、扇風機の前から我が身に吹き付ける。扇風機の風で細かく粒子化?したシーブリーズが身体に付着し、それが扇風機の風で瞬時に気化する。

その際の気化熱で「暑いの暑いのトンデケー」になるのだ。

これは凄い、正に温故知新ではないか?


アホか、なぞと言う無かれ、ぜひお試しありたい。

しかし、女房殿の受けはすこぶる悪い、ということだけはお伝えしておく。


しかし、なんだ、やはり「夕涼み、良くぞ男に生まれけり」


暑さのせいで、疲れております故、お粗末、失礼つかまつる。


PS 先日の話題の涼感剤は従来製品から比べれば、かなり優れた涼感効果はあります。実際に私も使い続けています。ただ、期待の大きさに比して実効がやや下回ったといことです。念のため。

暑い。熱帯夜に節電が加わり、暑さはいや増す。

エアコンのつけっぱなし、扇風機のまわしっぱなしは体に悪い。


眠れぬ夜をモンモンとして過ごす他はない。

そんな中で見つけたのがこれ、電車の中吊り広告で目にして、販売していそうな店に直行した。

これをなんと言うべきか、一種の涼感剤とでも言ったら良いのか。


シャワーの後に要所に塗り、再度、シャワーで流す。「さすれば、エクストラクールが全身にみなぎり、炎熱地獄は一転して極北の事態をとげるであろう」そんなイメージを勝手に感じ取った。

消費者は得てして勝手にイメージを構築してしまう。


なにしろ、それはエクストラクールなんだからね!

これさえ買えば「我が夏は終わりじゃ、終わり」という事で家路を急いだ。


早速、風呂に入り、使用方法に従い体中に塗りたくり、シャワーを浴びる。

なにやら、効きそうな予感に我が身は震え、早くも脱炎熱かと思いきや、扇風機の前に立つもさほどの事が無い。「あれ、オヤ、」の思いの後に小さな失望感が広がっていった。


エクストラのネーミングと中吊り広告のインパクトのあり過ぎるイラストと、この暑さのせいで、製品に対する期待値はいやが上にも高まった。期待が予想を超えて拡大したせいで、現実とのギャップが広がり、そこを埋めることが出来ず、失望したという訳だ。


これが、「そこそこ、クール」のネーミングだったら、期待値に比して現実値がそれを上回る可能性もあったかも知れない。すると、使用後は「おや、なかなか」ということになり、口コミが広がるかも知れない。


期待値を高めれば、売れる可能性は上がる。しかし、期待値に比して現実値が低ければ、それは継続性を持ち難い。

期待値と現実値のギャップをどうして埋めるのか、それがネーミングとSPの大なる問題だ。





とある講演会で、「商店街のイベントでクジ引きを行う。ついては、どんな景品がウケルか教えて欲しい」とご質問をいただいた。


クジ引きイベントにせよ、その他のイベントにせよ、全ての催事の目的は、来街促進と商店街とそこに所属する個店への良好なロイヤリティーの醸成ということになる。


クジ引きイベントの多くは人を寄せるというだけに意識が行き勝ちで、アタリ景品への配慮が優先し、ハズレはハズレとして顧慮がはらわれることは少ない。


その上、アタリ景品の多くは、高額イメージ商品の安物になるケースが多い。

例えば、テレビや自転車が一等になるが、それ自体はその類の中での安物が少なく無い。そこに魅力は希薄だ。


一方、ハズレはアタリに予算を食われ、誠に粗末なものになる。どこぞで無料で配っているようなテッシュペーパーだったりする。


「当たってガッカリ、外れてもっとがっかり」ではロイヤリティーの醸成といった点からは、ゼロもしくはマイナスとうことになってしまう。


アタリは全体の1割に満たないケースが多い。とすれば、大半はハズレになる。

商店街とお客との良好な関係を築くというなら、ハズレにこそ大きな配慮が必要だ。

ハズレた人がもらって、ニンマリしたり、素敵と思ってくれたりしたら、そのクジ引きイベントは成功であろう。


ハズレ景品のポイントは安いモノの高額品だ。

例えば、日本橋「さるや」の楊枝は一本で50円位する。これなんかは面白い。あなた、そんな楊枝を使ったことがありますか?

京都の「左り馬」の脂とり紙なんかもその内だ。


ハズレにこそ気を配る。そこに多数客の支持が生まれる。


昨夜は福岡県の久留米市で講師を担当させていただいた。テーマは「プレミアム商品券活用」。

今回の同市のプレミアム商品券は発行額2億円の規模という。利用者には10%の割り増し(プレミアム)が付くことで人気があり、早期完売が予定されている。

地元専門店を中心とした加盟店でのみの使用に限られており、地元商店にとっては得がたい販促機会となる。


さて、本施策の目的は住民サービスに加え、地域経済の持続的活性化にある。そして、地域経済の活性化とは個々の企業の活性化の総和に他ならない。

今回の講演ではプレミアム商品券を固定客化の機会と捉え、新規顧客を生涯顧客化するための具体策の数々を提案させていただいた。


本施策は、県・市の支援補助によるが、市当局は10%の割り増し額2千万円の7割を負担する。1400万円の財政負担だが、地域経済活性化と市民サービスの両面から見れば非常に効率的で効果的と思える。

しかし、それは参加企業の持続的活性化、すなわち、生涯顧客化に向けた意欲と対策を抜きには画餅に帰す。


コンサルタントという立場では政治的発言は控えるべきというのが相場だ。

多くは経済という自分の分野のみの発言が似つかわしい。

しかしである、時には黙っていられない時も事もある。またぞろ、アホなコンサルタントのタワゴトとしてお聞き流しいただきたい。


元震災復興大臣というには酷く早すぎるけれど、彼の発言の真意が色々に取り沙汰されている。場面を見る限り、感情が激したというだけの事であり、言わずもがなの事を口走ってしまったということた゜ろう。この件の良し悪しは分らない。けれど、感情的発言が被災地の感情を害し、感情的報道が飛び交う。

具体性を帯びない「頑張れ」も「頑張ろう」も感情に過ぎない。感情と思惑だけが交差するだけでまるで実効の上がらない復興事業。


最早、復興は感情の段階はとうに通り越している。今必要なことは、数字に基づいた現場対応なのだ。現実的に出来ることを出来る限り早く、数字(資金)に基づいて実施することである。

もっと言えば、完璧さを求めない勇気ということでもある。完璧を求め続ける間に機を失うことは少なく無い。

 ブログの発信者として、最も駄目なのは、書いたり書かなかったり、まるで定期性の無いことだという。

 それにしても、「ほぼ週」くらいを目安と思いながら「ほぼ月」を越えての無沙汰であり、これでは誰にも相手にされなくなる。そんな訳でイソイソと書き始めた。

 今日は早い時間に長野から相談者が見えた。介護施設の経営者で、富山方式といわれる高齢者と障害児童の介護を組み合わせた特異な方式で評判の方である。

 行政の依頼で廃園となった保育施設を介護施設として活かして欲しいとの要望を受けて来たのだ。

 富山方式の介護に加えて、農業施設と、そこからの農産物を商品化する六次産業化を考えておられた。

 障害児童の就業能力を高める可能性を持つ素晴らしい仕組だと思う。

 

GWの人出が危ぶまれた各地の行楽地は予想に反して、大変な賑わいを見せた。

一部、小売業も同様で、ホッと、胸をなで下ろした事業者の方も少なく無いだろう。

しかし、現実には原発は収束せず、依然として被災地の悲嘆は深い。

このGWでの賑わいは、消費者の多くが抑制の我慢に限界を感じ、その場しのぎの発散型の消費に走った可能性は否定できない。

GWの非日常から日常に戻りつつある今、「祭りの後の虚しさ」におそわれ、より一層の消費萎縮(売りダレ)に向かう可能性は少なくない。

だから、根本的に消費意欲が回復したと見るのは早計かも知れない。

むしろ、今次の大震災は人々の心の深奥に大きな変化が兆すきっかけになったと見る。

全ての社会的運動の中に人と人の「絆」ということが改めて見直されつつある。

こうした中では「販促」も変わらずを得ない。

従来の不特定多数対象の「売らんかな、集めんかな」の販促に分は無く。既存のお客を限りなく強固に繋ぎとめ、生涯顧客とする考え方である。

ポスト震災の「販促・営業」は正に「売らざるを持って、最大の販促とする」ということで、お客、個々人の人間的関係を軸にした「絆」の構築に増客と固定客化のポイントがある。

さる28日、ポスト震災をテーマにセミナーを実施しました。

8名の方にご参加いただいた。

如何にも、少ない人数だったが、従来のセミナーとは趣向を変えて、テーマに沿って、受講者とのやり取りを重視した。

結果的に議論は白熱し、多数の有為な意見をいただけた。

こうした、双方向型セミナーの可能性を強く感じた次第です。


今次の震災はその被害の甚大さとソーシャルメディアの浸透により、社会的な影響は強く、かつ広範であった。

その結果、ポスト震災では人の気持と社会は大きく変容し、それにより、ビジネスは大きな変革を強いられることになるだろう。

ポスト震災で、潰える会社、伸びる会社は両極に分かれることになる。


ポスト震災を見据えて、事業の在り様を根本的に見直す必要が出ている。

今後もこうした双方向のセミナーを通じて、新たなビジネスモデルの構築を考えたい。

次の機会には是非、ご参加をお願いします。