日毎に犠牲者の数が増える。TVで悲惨な現場を見るにつけ心痛む。
死者の数は2万人を超えるとも予想される。想像を超える数に驚きを隠せない。
99%以上の方々は生き延びているのだ、いま大切な事は生き残った被災者に対しての物心両面の支援なのである。
死者には深甚な哀悼の意と白い花束以外に無い。
亡くなった方の全てが、その刹那に残された者たちを思い、「強く生きろ」と願ったに違いない。
残された者には「強く生き、そして豊かに幸せになる義務」を負ったのだと考えたい。
幸いにして被災を免れたかその被害が軽微であった我々は、生き伸びた被災者の「強く生き、そして豊かに幸せになる義務」への支援を惜しみなく行う必要がある。
要するに、被災した方々への生き抜く勇気と物理的な衣食住の提供に、我々非被災者の心身を働かせるのだ。
物惜しみをしてはならない、ましてや、買占めやパニック買い等はもっての他であろう。しかし、政権与党が「パニック買いをするな」と言えば、それはパニック買いを煽るだけだ。
大事なことは為政者からの真摯な情報の開示と提供である。
幸い、関東以西は健在であり、そこには衣食、エネルギーの余剰は確実にある。それらの余剰を数字的に明確にしてパニック買いの不利を説くことである。
これが、被災地への流通を円滑にすることに直結している。
被害を受けなかった地域で各種の催しが相次いで中止されている。全国的に自粛ムードが広がり、世間は嫌が上にも暗さを増している。こうしたムードはやがて、立ち直ろうとする被災地にまで広がり、意欲を奪う可能性がある。
いたずらな自粛ムードは経済を縮小させ、復興の機運を疎外する。
できる事はできるだけやった方が良い。そして、日本全体は健全であることを国内外にアピールすべきだ。
震災から3日が過ぎた、14日の月曜日に東北の某商工会議所で会員企業の合同新入社員研修会が実施され、私が講師を努めさせていただいた。
主催者は何度か開催の可否を検討したが、敢えて実施に踏み切った。その判断を良としたい。
会場には地元の中小企業に就職する大、高の新卒者が80名を超えて参加した。被災者への黙祷をささげ、研修は始まった。居眠りする者は一人も無く、真剣にメモを取る様が印象に残った。
ヒットが打てなければ、懸命に守備すれば良い、それが駄目ならベンチで真剣に応援しよう。新人でも出来ることはある。
新人が頑張ると会社に新たな元気がみなぎり業績があがる。その結果、地域に活気がでる。地域が良くなれば、それはやがて、全国にそして被災地に元気と意欲を生む。
単に自粛するのではなく、やれる事はやろう。そして、自らの元気を被災地にまで広げよう。