今日は何の日? -141ページ目

3月29日 八百屋お七、火あぶりの刑となる

 1683年(天和3)のこの日、八百屋太郎兵衛の娘お七(18歳)が、三日間の市中引回しの上、火あぶりの極刑に処された。
 ことの起こりは前年の12月28日。江戸駒込の大円寺から出火し、東は浅草、南は日本橋にいたるまで焼きつくし、焼死者3500 名を出す大火災が起こった。その際、家を焼け出されたお七は駒込の正仙寺(一説に円乗寺)に避難、そこで寺小姓・生田庄之介と出会い、恋に落ちる。 翌1月、お七は新築された家に戻るが、思い出すのは庄之介のことばかり。恋する乙女のあさはかさ。「火事になればまた庄之介と会える」と考えたお七は、3月2日の夜に放火。幸い火はすぐに消し止められたが、お七は御用となった。
 お七は1666年(寛文6)の丙午(ひのえうま)生れであったことから、丙午生れの女子が疎まれるようになったとか。