私の仕事は主に昼から始まることが殆んどなので出来ることなのですが、
今の自分の置かれてる状況に悲観的になっている気持ちをリセットしたくて
仕事前に一汗かいてサッパリしたいときに
よく行くジョギングコースの一つに「(南海)加太駅~大川峠~(南海)多奈川駅」又はその逆コースがあります。
今日はそのコースについて紹介したいと思います。
実際今朝走った記録ですが、加太駅を朝7時ちょうどに出発し、そのまま県道65号線を大阪方面に走り始め暫くすると、左手に加太の海が見えてきて深山まで海岸沿いに走り、深山も過ぎてスタートから30分足らずで大川峠旧道と大川トンネル(新道)との分岐が見えてきます。
ここからバリケードをして車の進入が出来なくしている方の大川峠旧道に進路をとり(人や自転車程度なら入れます)、大川峠を目指します。
そして上りカーブを登りきると、そこには友ヶ島がはっきりと見え淡路島まで見渡せるほどのパノラマが広がります。
この美しい景色を見ながら走っていると辛い気持ちが全て吹き飛んでいってくれます!!
そして道が下りはじめて暫くすると廃墟となったドライブイン跡の建物が目に飛び込んできます。
この旧道が閉鎖されて既に何年にもなるのに未だに取り壊される様子もなく
このままお化け屋敷にでもなっていくのであろうか…そんなことを考えつついると、加太駅をスタートして約1時間近くが経過したところで新道と合流し、また左手には海岸が沿いだしていて、ただ、こちらでは朝早くから釣竿を垂らしている人達が居ました。 そうここ大川から小島にかけては海釣りのメッカの一つであり、 この先には道の駅「とっとパーク小島」と名乗る海釣り公園があります。
そして県境を越え岬町に入り小島を過ぎるとまた海が見えなくなり、山の中を走り多奈川の町が見えてくると、加太駅から所要約1時間40分程で多奈川駅に到着します。
今朝は少し余裕があったので更に先の深日港まで行き、かつて淡路航路が出航していた時代に
よくここの深日港駅まで電車でやって来て船に乗り換えていた頃の、特に夏休みには賑わっていたこの深日の港町を久しぶりに歩いてみたものの、もうフェリーターミナルそのものも消え、今や閉鎖されてる駅の広い臨時改札口や駅前から港まで続くアーケードだけが当時の名残として遺されている姿はとても寂しく感じられました。
そんな感傷に浸りながら 今日もこれから元気に出勤します。