今日も仕事帰り、ちょっと寄り道してみました。
職場の沿線には名所が色々あり、そのうちの一つである高野山。ここは幾度となく通い詰めてますが、今回初めてのルートである京大坂のみち不動坂の旧道を使うことにします。
駅前に架かってる赤い橋『極楽橋』が駅名の由来にもなったその橋を渡って、ケーブルカーの下をくぐりしばらくすると、いつも利用してる新しい不動坂と今回初めて通る旧来からの不動坂の分岐が見えてきます。今回はこの旧不動坂を歩いて山内をめざします。
これよりこの旧道は昔京都や大坂から高野山を目指すときの最後の難所で、坂はつづら折れの形状をそなえ、すべての曲がりをとって「四十八曲がり」と呼ばれ、俗説ではありますが、弘法大師が作ったとされる「いろはにほへと…」の『いろはうた』の字数につなげて「いろは坂」とも呼ばれるようになったそうです(高野町教育委員会)。
そしてこの道にもあまり知られてはいないが、昔高野山内で罪を犯した罪人をその断崖絶壁から突き落とす刑場であった『万丈転』や、悲恋の舞台ともなった『睨滝』や、外不動跡(現在はその代わりとして『清不動堂』が不動坂途中に建てられてる)などがあり、ケーブルカーでそのまま上がってしまうと見られない旧跡が点在してます。 ちなみに、この不動坂を登りきったら高野山内の入り口手前に建っている『女人堂』の辺りに出てきます。
そして、
山内では金剛峯寺の伽藍中門再建工事現場や再建工事作業館などを見学し、
帰りは中の橋から昔の宿場であった神谷に降りてきました。
これにて本日の寄り道終了~







