必勝法を見つけよう!
二人で楽しめる算数ゲームを紹介します。
まず、1~5の数カードを2組用意します。(そのへんのチラシのウラに数字を書けばいいです。)
① ジャンケンで先攻と後攻を決める。
② カードを順番に出していき、数字をたしていきましょう。
③ 12ぴったりになった人が勝ち!
これだけでは難しいので、実際に見てみましょう。
上の図を見て下さい。先攻が1を出しました。それを見て、後攻が2を出しましたね。ここまでを足すと、1+2=3です。ここまで覚えておいてください。
1+2=3です。
次に、また先攻にもどります。
先攻が4を出しました。さっきの答えである3と4を合わせます。
3+4=7です。
そして、後攻の番。後攻は5を出しました。
7+5=12
ゲームのルール通り、12にしたのは後攻です。これで、後攻の勝ちとなります!
さて、なんてことのないたし算ゲームですが、このゲーム、必勝法(ぜったいに勝つきまり)があることに気づくでしょうか。
必勝法を知ればお得がいっぱいです。ゲームには必ず勝ち、お金持ちになります。さらにモテモテになり、外に出れば風雨はおさまるでしょう。そして花が咲きます。
どうすれば必勝法を見つけられるのでしょうか。子どものころを思い出してみて下さい。
やたらとゲームの強い友達がいませんでしたか?
何回やっても勝てない。どうしようもなくゲームの上手い子は、必ずいるものです。では、その子はなぜゲームが上手かったのでしょうか。そう、何時間もやっていたからです。キャラクターの動き、コースの構造、アクションコマンドの入力などを、何時間もやることでみにつけていました。
そう、勝ち方は経験(やってみること)でみにつきます。
ビヨンド=ネテロは一日一万回、感謝の正拳突きをくり返したことで、ついに、
音をおきざりにしたのです。
・・・何が言いたいかというと、ゲームの勝ち方は、ゲームを通してでしかわからないということです。
たんじゅんなゲームですので、二人でやってみて下さい。
何回かやっているうちに、きっと子どもは言うでしょう。
「もう、勝ち方わかっちゃったよ。」
一年生でも、この必勝法を見つける子は少なからずいます。
必勝法が見つからずとも、計算ドリルの問題を解いて、算数を嫌いになってしまうよりはいいかもしれません。計算ドリルは計算がとくいな子にとってはいいですが、苦手な子にとってはとても苦しいものだと思います。
必勝法は、すぐにわかってしまうとおもしろくないので、コメント欄に期待します。もしわかった方は、コメントでお知らせください。
それでは、ありがとうございました。
※ヒントは6です。