娘には、理不尽なことを言われたり不当な要求をされた場合に、きちんと拒否できるように学んでもらうよい機会だと捉え、金銭トラブルが発覚してから何度も機会を設けて話しましたが、理解度がいまいちで心配が増すばかりでした。

まず、不当な理由のお金の要求は法律違反にもなりかねない絶対にやってはならないことだと伝えました。
伝えましたが、説明が長かったのか、大事なことが伝わっておらず。

間をおいて、
「友達が嫌な思いになったといって、娘に1000円要求してきたら、払ってしまうと思う?」
と聞いたら、娘は
「うん、払う」と。

「お金で償わなければならないような、そんなに酷いことをAちゃんにしたの?」
と聞いたら、首を傾げていましたが、
「してない」
と言いました。

友達が嫌な思いになった原因について精査し、自分と相手の主張を擦り合わせたり、善悪の判断をせず、一方的に理不尽な要求を受け入れてしまう状態だと思います。

Aちゃんが怖いから支払ってしまうのか、なぜ支払ってしまうのか、何とか聞きだそうとしてもよくわからず。
小さなことはどうでもいいと思っているのかもしれません。

心配のあまり
「今回は小さなトラブルだったからいいけど、殺人事件の動機の多くは金銭トラブルや痴情のもつれなんだよ。そういう大きなトラブルに巻き込まれないために、きちんと拒否したり、おかしい人から距離を置かないとだめだよ!!」
と、言い過ぎてしまう。

殺人事件を引き合いに出すのはどう考えても極端で大げさだし、恐怖心で娘に理解させようとした、間違ったやり方だったと後から反省しました。

初回の話し合いの場では、娘は悪くないのにしくしくと泣き出す始末。

ただ、この娘の涙について、LINEで衝撃の事実が判明しました。

学校の先生からママに電話がかかってきて、娘はパニックになり、友達に「どうしようどうしよう怖い怖い怖い怖い怖い人生オワタころされる」などのLINEを送っていました。
(食べすぎただけで「人生終了」と言ったり、ちょっとしたことで簡単にころされるーしぬーとか大げさにふざけて騒ぐところがあります)
そして、「私泣く天才だから泣くわ!」と友達にLINE。
「泣いたらママが優しくなったぜー!やったー」みたいなやりとりが。

娘は叱られるようなシチュエーションで、しくしくと静かに悲しそうに泣くことがあり、その姿がかわいそうになってしまって、強く言えなくなることがありました。
しくしく泣きが始まったのは2歳ころだったと思う。
そして、泣くとママが叱らないと学習されて、いつからか武器に使われていたのです……。

ただ、自分は悪くないのに怒られると思って(善悪の判断や状況を正しく認識していないと思われる)パニックになり、怖い気持ちになったのは本当だと思うので、泣く天才の件は衝撃的だったけど、娘なりの対処法を身につけているのだと思う。

トラブルが起こるとパニックになり、その問題の自分の立ち位置とかも多分よくわかっていません。
例えば、もっとAちゃんが狡賢くて悪質だった場合、簡単にAちゃんの罪をなすりつけられたりしそうで心配だし怖いです。

人間関係の上下関係や力関係にも疎くて、その場しのぎで善悪の判断も甘いので、お金の要求に簡単に屈してしまうのだと思う。
たぶんバランス感覚が極端。

問題が発覚しても、あっけらかんとして何のわだかまりもなくAちゃんとBちゃんと仲良くしているところは、いいところ?なのだとは思いますが、問題をきちんと把握して対処できていない証拠だと思います。
実際、今回の件をうけて、BちゃんはAちゃん、そして娘と距離を置いています。


今回の友達がそこまで悪意があったとは思わないけれど、罪悪感を抱かせて金品を要求するのって詐欺師の手口だと思うので、娘の将来がとても心配です。
今回は娘が金銭トラブルの被害者でしたが、よく理解していない現状ではまた被害に合うことも考えられるし、加害者になることだって考えられます。
実際、Bちゃんに物を多くもらっていたと言っています。

よくわからないけれど、ホストや推しに過度に貢ぐ女性とかも、こういう金銭感覚や善悪の判断の曖昧さが原因なのではと思ったりして、心配が加速してしまう。

今後悪い人に騙されないように、利用されないように、また娘も他人の権利を侵害しないように、きちんと学んでもらうきっかけにしたい。

自分も周りの人も大切にして、誠実に生きていってほしいです。


娘への心配が加速してしまうのは、以前から感じていた、精神年齢の幼さや自己開示をしないところも大きいです。

娘は自分の気持ちを言語化するのが苦手です。

饒舌な時もあるけど、何らかの負の感情を抱えると、話せなくなるのかなと思います。


娘が幼稚園児の頃、場面緘黙?の症状が出たことがあります。

その頃、連休はすべて夫の実家に帰省していて、ママが他のところにも旅行したい、不公平だと文句を言っていた時期がありました。
すると、夫の実家で娘が一切話せなくなりました。
娘は夫の実家が大好きだったし、とても明るい子だと思っていたけど、ものすごく繊細なところがあるのだと、日々の発言に気をつけなければと反省したことがあります。


学校での様子や気持ちを話してくれることが少ないし、どういう気持ちなのかを聞いても首をかしげるばかりだったり。
話すようになったのは2歳過ぎで、息子と同じで遅い方でした。

小学低学年の頃は、学校の様子を尋ねると
「たの100」
という、特殊な暗号で教えてくれていました。
「たのしい100000………」
が最高に楽しかったとの表現です。

楽しいことが大好きで、とにかく楽しく面白可笑しく生きていきたいという感じの明るさや強さはあると思う。
不謹慎な場面やかわいそうな場面でも笑ってしまうことがあり(雪山で遭難した人のドキュメンタリーで、空腹のあまり雪を食べてるシーンがツボにはまって爆笑してた)、娘が幼い頃、息子が転んで泣いたりしても心配せずに笑っていて、弟を大事に思う気持ちがないのかな、と少し不安になったこともありました。
ただ、息子が離乳食の赤いトマトを吐き出してしまった時に、「◯◯が血を吐いた!!◯◯が死んじゃうー!!」とパニックになって泣きわめいていたので、ちゃんと弟を心配したり思いやる心があるのだと安心したエピソードがあります。

普段娘は息子を雑に扱うし、子分だと思っていそうですが、息子が入院した時は、泣いたり気持ちを話してくれることはなかったけれど、目に見えて落ち込んでつらそうにしていました。

ママは息子がいなくなるかもとパニックになって、娘の前でも我を忘れてずっと泣き続けていた時期で、娘が手作りの元気になるお守りをくれたこともありました。


息子も怒りっぽいのですが、娘のそういう何でも面白おかしく笑い飛ばしてしまうところも相まって喧嘩が絶えないのもあります。
息子を面白半分におちょくったり煽ったりします。
娘も家では自己主張も強いし、嫌なことは絶対に嫌だと頑なだし、わがままです。
眠くなってくると脳の機能が低下するのか、さらに輪をかけてお祭り騒ぎになり、ずっと笑っていたりします。
可愛いけどちょっと怖いです。


娘とAちゃんには似ているところもあるかもと思いました。
Aちゃんも、ADHDの傾向があるような?グレーゾーンなのではないかと思ったり。
Aちゃんも明るくて、楽しければいいじゃん、嫌なことされたら倍返しするぞ、みたいな雰囲気。


発達障害グレーゾーンだと、支援のネットワークにも繋がれず、様々なトラブルに巻き込まれがちだとの情報を目にしました。

人を思い通りにしたいタイプの人間に、発達障害の人はターゲットにされ、利用されやすいようです。
やはり人の気持ちを汲めなかったり、裏の意図がわからなかったりするし、変な子だと思われて孤立しがちだったりして、扱いやすいのだろうと思う。
また、距離感がわからなかったり、人の気持ちがわからなかったりで、人の権利を侵害したりすることもあると思う。
そして、二次障害、うつやひきこもりなどの症状が出る人がいる。

恋愛関係のもつれや金銭トラブルで事件に発展するとか、ニュースで目にします。
たぶん数万分の1の確率くらいで事件に巻き込まれる可能性がある。
自分がしっかりしていないと、巻き込まれる可能性が高くなります。