ベルセルクに【おける】大剣の元ネタ(於之十七) | the 13th dub a clown

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こんばんわ。

さて、前回の記事にて烈火大斬刀の名前を出しましたので、

今回はその元ネタである ベルセルク の「ドラゴンころし」の更に元ネタについて探ってみようかと思います。(といっても割と有名ですが)

 

さて、ベルセルクといえばご存知大剣「ドラゴンころし」なわけですが、よく知られている通り今ではすっかりファンタジーの定番になっています。

この元ネタとして作者が公言している作品のひとつが、故・和田慎二作「ピグマリオ」に出てくる

大地の女神ユリアナから授かった「大地の剣」だといわれています。(もう一つは、グリフィスのモデルになったといわれている故・栗本薫の「グイン・サーガ」だそうです。どちらも故人に…)

 メディアファクトリー版

トリトンって言った人は後で屋上な

 

この話、wikiにも載っており割と有名なのですが、肝心の大地の剣がどんな形状だったのかあまりネットでは見かけません。ひとつにはあまりにも古典だからというのがあるかと思います。

なんせ連載開始したのが1978年(~1990年)、なんとパタリロと同期という、ほぼ古典に足を踏み入れてる時期です。(確か私は幼いころ医者の待合室で読んでたような気が・・・)ドラクエも聖闘士星矢もまだ影も形もないころに、ギリシャ神話モチーフのガチファンタジーを少女漫画で連載してたというのだから和田先生おそるべしです(トリトンに影響受けたんだろうなあ

もう一つは掲載していた白泉社との関係が悪化し絶縁(版権引き上げ 道理で古本見かけないと・・・)、そのまま作者が逝去されたというのもあるかもしれません。現在はメディアファクトリーから復刻版が出ていますが…正直ブックオフや漫画喫茶でも見つけるのがかなり難しいレベルです。というか見つけたら相当ラッキーです。

今回はアマゾン経由で1巻のみ購入してみました。果たして載ってるかどうかは賭けでしたが・・・

 

と、散々前置きしたところで、大地の剣が実際どんなだったかといいますと…

こんなでした

でかっ!!

いやあの・・・「それは剣というにはあまりにも大きすぎた」 ったって限度があるでしょう!!

実際には魔法により短剣サイズまで縮小でき、主人公クルト王子の呼びかけに応えて自在に大きさを変えられるわけですが。

劇中ではこんな使い方も・・・

 

どっかで見たことあると思いましたが、ドラえもんの白銀の剣の方が近いかもしれませんね

大長編のビッグライト=安定のボスキラー

 

ということでなんとなく違うような・・・と思いながら読み直していたのですが

 

むしろこっちじゃない?

こちらは大地の剣入手前にクルトが1話だけ使ってた名無しの剣ですが、台詞といいおそらくこっちの方の影響が強いのではないかと思います。

と、いうことはいずれベルセルクの方も大地の剣サイズまで巨大化する可能性が

 
さてこの作品、調べたら実はアニメ化もしておりました。
未完の上原作者激怒でDVD化は絶望的だそうですが……

 

と、色々と読むまでが大変な作品ですが、読み始めたばかりとはいえ時代を感じさせない壮大なストーリーとテンポの良さは、今読んでも非常に面白いです。何とかして続きを読みたいですね。

(というかkindle版でないかなあ・・・)

 

さて、ここまで書いたら久しぶりにベルセルク関連のMADを見たくなりましたので探してきました。

まずは2009年にイタリアのファンが製作された実写版ベルセルク

イタリアだけあってかなり化け物というか死霊のメイクがガチですので要注意

 

もう一つはパチスロ悪魔城ドラキュラの神曲「trezire de spirit」にゲーム版の映像を合わせたMAD。

歌詞をよく聞くと思いっきりドラキュラ(=悪魔)言ってしまっていますが、ルーマニア語なのでまあ気にしなくてもいいような。

 

 

というところで今回は終了といたします。

では、また。