詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6568-6571詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6568 世界のすばやい速度に 空気が切れる つながり糸が張り詰めている 6569 ひとり ぼんやりしていたら 世界は遠近なくして ひとり舟とともに静かに流れる 6570 ひととひと ひとともの ひととシステム あらゆるつながりの糸は クールダウンしてゆるんでいる 6571 そんなときの世界は 暗転して 身近で深い 肌触れる距離にある