詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6556-6559詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6556 歌が疲れた心の肌に 染み渡るものだとすれば 歌の作者も疲労の世界を潜(くぐ)って来ている 6557 単にAI歌みたいな歌は 疑似感情 疑似感動 をバックに操作人が人を誘い込む 6558 (それって詐欺みたい) まがいものでも 歌は歌の本性として人を魅きつける 6559 真偽を越えた峠道から 歌に乗って 人々は下って来る