詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6030-6034 | nishiyanのブログ

nishiyanのブログ

この列島の一住民です。(九州)
今までにない最悪の復古的イデオロギー政権を退場させるため消費(GNPの約6割を占める家計消費)を意識的に控える活動を広めることを開始。2017.12.14に休止。★ひとり継続中。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6030
〈・・・〉とか〈愛(いと)おしむ〉とか
の海から浮上して
「愛!」 はちょっとよそよそしい



6031
息苦しくても何度も出会うと
身慣れてはくる
ただ芯の方ではイヤイヤしている



6032
「愛」を載せて海を渡ってきた異人たちは
牛乳を飲み牛肉を食う
(もしかして人の肉も食うのか?)



6033
不慣れな出会いでは
疑心暗鬼や陰謀論が
カビのように自然に繁殖していく


6034
「愛」には異人の香りがあり
今日もなお
よそ行き通りに飾られている