詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5989-5992詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5989 宇宙から眺めると ことばの人である人が 生きて呼吸している 言葉自体が詩である 遙かな光の粒の揺らぎ 5990 狭い人間界内では 非詩的なことばかり 生み出し消費しているように見え 5991 どこからどう見るか 人もものごとも 視線毎に多様に浮かび上がり 5992 けれどもうそれ以上は行けない (宇宙の果て?) 絶対的な視線 絶対的な場所がありそうな気がする