詩『言葉の街から』 対話シリーズ 2255-2258 | nishiyanのブログ

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この列島の一住民です。(九州)
今までにない最悪の復古的イデオロギー政権を退場させるため消費(GNPの約6割を占める家計消費)を意識的に控える活動を広めることを開始。2017.12.14に休止。★ひとり継続中。

詩『言葉の街から』 対話シリーズ



2255
小さな子どもは付いていく
親鳥を追うヒナのように
子どもの言葉はアワアワと付いていく



2256
青年は湿地に足とられながら
ひとり圏外へ圏外へ
言葉は不安の服着て離脱する



2257
アジアの専制に虐げられた
貧しい言葉の根は
大人になっても親を呼ぶ国を呼ぶ(ひとり行かんかい!)



2258
(ほうらまた 帰ってきたね)
今度はきみが
親になるんだよ(朝がまぶしいかい)