詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1877-1880詩『言葉の街から』 対話シリーズ 1877 アッドオッドノッド 付け加えることもふしぎも うなづくこともなく意味もなくつぶやく 1878 少年の日意味もなく 棒を振り回していた 無意味の意味というのはありそうだ 1879 意味がそれではと引き返す そこから始まる 意味もなくの階段がある 1880 意味もなく一段二段と 下りて行く 言葉の肌に風が寄せている