短歌味体Ⅲ 482-484 ああそこはシリーズ[短歌味体 Ⅲ] ああそこはシリーズ 482 どんなにおとなしそうでも ああそこは と無言の内に臨界になる 483 穏やかな波間に浮かぶ 昼下がり 夕に傾き暗転する波間 484 こころには高度も光度も 硬度もあり 場と接続に千変万化す