俺が幼い頃は比喩では無く、本当に指一本触らせなかった。

なぜか写真を撮る時には気持ち悪いくらいの笑顔と愛想で抱き上げ、

そしてことが済むと腰が痛くなったと俺に愚痴り続けた。6歳の時だ。


俺が何か食べ物を買ってくると、

真似をして?イオンのPB版を買ってくることが非常に多い。

お金が無いからこんなのしか買って来れん。とか言ってくる。

買わなくていいよ。

とにかくベストプライスとか買ってくるな!

知ったかぶって「企業努力でこの値段を実現」とか言うな!

アレでは誰かを泣かした値段だ!


あぁそうだ。両親の知能はとても低いが、

二人とも銀行勤めだったので、

能力にそぐわない自己イメージを持ってしまっているのだ。

特に父は自分が「体制側」に人間と思っている。

俺に対しては「社会の底辺が!」と言ってくる。

だからもうボーナスも小遣いを渡すのも止めた。

両親はヒーローヒロインで俺は出来の悪いのだそうだ。

最近は言わなくなったが、

いつ感情的になっていってくるかわかったものではない。


「親の夢を叶えるのが子供の仕事やぞ!タァけ」

一体どこでそんな言葉を覚えたのか

「ど情けないど情けない」

幼稚園児の俺がどんな悪事をしたと言うのか。


20ぐらいまで恵まれた家庭であったと思っていたが、

そこは地獄であった。

俺を貶める事が愛情と信じ行動している親だったのだ。