最近運動と栄養との関係性についていろいろ調べている日々が続いているのですが、勉強してると改めて、運動と「タンパク質」はすごく大事なんだなと感じるようなりました。以前プロテインについてブログを書きましたが、あれから詳しく調べてみると知らなかったことが知ることが多々あったので、一般的に知られていること、あまり知られていない所を紹介していこうと思います。
まず「タンパク質」を英語で訳すとプロテインです。3大栄養素の1つであります。3大栄養素は他に炭水化物と脂質が含まれ、ビタミンやミネラルを含むと5大栄養素になります。
因みに「栄養素」とは、体に必要不可欠の成分をいい、「栄養」とは体内に取り込まれた栄養素を活用していることをいいます。「タンパク質」はギリシャ語で「最も大切なもの」という語源からきています。
タンパク質はアミノ酸から構成されており、体を作る主成分になります。アミノ酸を分解し合成を絶えず繰り返しているため、体内では常に新しい組織が構成されています。これを「新陳代謝」といいます。
タンパク質は臓器や筋肉、遺伝子など体内の様々なものを構成されています。
〇臓器、筋肉、皮膚、骨や歯、毛髪や爪など体の材料となる
〇ペプチドホルモンや神経伝達物質を構成
〇免疫機能を高める
〇酵素を構成する(消化酵素など)
これらの機能を維持するために「タンパク質」が必要になりますが、「タンパク質」が欠乏するとどうなるのでしょうか?
〇免疫力の低下により、感染症のリスクが高くなる
〇怪我したとの回復力が低下する
〇筋肉量が低下するため、転倒のリスクが高くなる
〇骨や歯、爪が脆くなる
〇内臓の機能低下
〇肌荒れや髪質の低下
〇脳機能の低下、集中力の低下、落ち着きが無くなり、イライラしやすくなる ・ ・ ・
などの様々な悪影響を体内に及ぼしていきます。
「タンパク質」の過剰摂取の場合、「タンパク質」を排出するために腎臓で処理をしますが、この時腎臓には多大な負荷が掛かります。タンパク質はカルシウムと結合しやすいため、過剰摂取を行うとカルシウムも一緒に排出してしまいます。
その結果、骨粗鬆症という疾患にかかってしまいます。骨粗鬆症は骨の密度が下がってしまう疾患のことであり、閉経後の女性に多くみられる疾患です。骨自体が脆くなっている状態なので、転倒するとすぐに骨折してしまうことになります。普段の食事から摂取するのに必要な「タンパク質」の量は体重1kgあたり、1gを目安に摂るといいでしょう。
体型を変えるためには1日体重1kgあたり1.5〜2gのたんぱく質が必要とされています。
なので、毎日適切な量の「タンパク質」を取るようにしましょう。
「タンパク質」の消化時間は約4~6時間ともいわれています。これは、「タンパク質」を分解するのに時間を要してしまうことが、原因であると考えられます。胃の中に食物が長時間滞留していると、消化器科官への負担が大きくなり、同時に体の免疫力にも影響してきます。
因みに果物では約30分、野菜は1~2時間程度、炭水化物では2~4時間程度、消化に掛かると言われています。
筋トレをしている方は、筋トレ後にプロテインの飲むイメージがあると思います。一口にプロテインといっても、プロテインには種類があります。
〇ホエイプロテイン:吸収速度が速く、筋トレ後のプロテインとして人気があります。筋トレ後はゴールデンタイムといわれる時間があります。ゴールデンタイムとは、筋トレによって破壊された筋繊維を修復するための時間のことです。その時に「タンパク質」を補給することで、筋繊維を太くすることができます。筋トレ後30~45分以内がゴールデンタイムといわれています。筋トレ後に食事で「タンパク質」を摂取する方はあまりいませんよね。食事ではタンパク質の消化に時間が掛かってしまうので、ゴールデンタイムの時間を逃してしまいます。なので、筋トレ後にプロテインを取ることが常識になっています。
〇ソイプロテイン:その名の通り大豆から作られる植物性プロテインです。消化時間は約5~6時間と比較的ゆっくりと吸収されるプロテインです。筋トレ後に飲むプロテインとして不向きですが、筋肉の修復するのは就寝時にも行うので、就寝前に飲むのに最適です。
〇がゼインプロテイン:摂取した後、体内で固体になり約7時間かけて体内に吸収されます。ゆっくり吸収されるので、就寝前に飲むと寝ている間に筋肉を修復します。アミノ酸が豊富であり、筋肉の分解を防ぐ効果があります。運動をしない休養日や食事の合間の栄養補給として最適です。
基本的に、プロテインを飲むときは水で溶かして飲みますが、他には牛乳に溶かして飲む方法があります。牛乳に溶かして飲むことで、カルシウムなどの様々栄養を補給されるので、運動後の栄養補給にもおすすめです。
「タンパク質」が1回に摂取できる量は「体重×0.7g」とされています。
1日に摂取できる「タンパク質」の量は「体重×1~2g」といわれています。
これは「タンパク質」を含む食材の量やプロテインの量ではなく、「タンパク質」の含有量のことをいいます。プロテインの種類によって「タンパク質」の含有量が違うのでテキストをよく確認して取るようにしましょう。
例えば体重60㎏の方が1回に摂取できる量は「60kg×0.7g=42g」となり、1日に摂取できる量は「60㎏×1~2g=60~120g」という風になります。
プロテインにも色んなメーカーから出ており、競技や生活スタイルに合わせて様々なプロテインがでてきています。
FIX ITのプロテインについて紹介していきます。
