ティーバーで、ノンフィクションを見ました。

進行性の難病に苦しみ、安楽死を望む方々の姿が

描かれる一方で、元夫の裁判の判決文の一節

「自己決定権は個人の生存が前提で、命を絶つために

他者の援助を求める権利は導き出せない」

が突き付けられていました。

 

「日本では罪に問われることを知っていながら

金銭を支払って、安楽死を依頼した」

行為に正当性を認めていない判決文に、ほっと

しました。

 

亡くなった方が罪に問われることはないけれど

家庭を壊され、生活苦に陥らされ、メンタルを

病んだ加害者の元妻として、怒りをもつことの

正当性を認められた判決文でもありました。

 

かといって、怒ろうとは思いませんけど。

怒っていたら、前には進めないので。

 

「私は、あなたがたとは、違う。理解できない

し、理解しようとも思わない」

という矜持をもって、前にすすむことなんだと

思います。