今夜は、お寿司を食べながら、今後の事業構想
について、幹部会をしました。
放課後等デイサービスは、安定期にかろうじて
入ったので、私(保育士・児童指導員)の後任を採用し
介護保険タクシー立ち上げに注力したいという
意向を伝えました。介護保険タクシーとは、
居宅介護事業所が運営するタクシーのことです。
タクシー代は利用者負担になりますが、乗降介助
や院内での付き添いは、通院等介助といって
障害福祉サービスとして給付されます。
私のタクシー事業構想は、7年前から温めてきた
ものです。奥羽自動車学校に子連れで通い、
二種免許をとるところからはじめました。当時の奥羽
自動車学校には、託児室があったので、助かり
ました。
私は、介護保険タクシーって、ソーシャルビジネス
だと思っています。解決する課題は、「介護離職を防ぐ」
こと。介護を理由に、仕事をやめなくてもいい社会
の実現に貢献するのです。想定するのは、こういうケース
男きょうだいばっかり可愛がって、甘やかしてきた母親が
いざ介護が必要になると、「娘がいい」と言い出し、娘の
仕事などの事情はお構いなし。私も、そんな娘の一人
でもあるから、気持ちがよくわかる。
遠くにいたり、フルタイムで働く娘の代わりに、介護保険タクシー
&通院等乗降介助を利用してもらおうというわけです。
病院に行く前の身支度も、居宅介護で支えることだってできます。
理解が難しくなった利用者さんと一緒に
お医者さんの説明を聞いて、家族に伝え、判断を仰ぐことも
できるわけですから。
親に対して、屈折した思いをもつ娘が、仕事や自分の家庭を犠牲にしてまで
親の介護をしなくても済むように、お手伝いしたいんだと
話しました。