元夫が2020年7月23日に逮捕されたとき

人生のどん底だと思いました。

連休明けから、私は生活再建に奔走。

銀行と交渉し、弁護士さんや会計士さんに

相談して、たちまわりました。

 

診療所だった物件とそのローンを

離婚の財産分与としてひきつぎ

グループホームとして運営して返済

していく計画もたてました。

 

その時は、離婚は、ローン返済のための

書類上の離婚だと思ってました。

よしかずさんが刑を終えてでてきたら

医師免許は没収されるだろうけど、グルホの

世話人なら無資格でもできるから。

雇ってあげてもいいと、働く場所を用意

して待つつもりでした。

 

当時の私の心配は、元夫が罪の意識や

子どもへの責任感で、自殺をはかって

しまうのではないかということだった

ぐらいです。

 

しかし、どん底にはさらにその底がありました。

なんとその後三回の逮捕、追起訴。

山本氏の父親を殺害した容疑がかかりました。

 

私は

「そんなことあるわけない」

と思っていました。山本氏の父親殺害の時期が

結婚直前の時期だったからです。

「結婚を決めたような幸せな時期に、犯罪に手を

染めるわけがない。何かの間違いだ」

と信じていました。しかし今年1月にはじまった

山本氏の公判で、元夫もその場にいたこと

関与していたことが明らかになりました。

 

私は、グループホームをやっていく気力をなくし

即売却を決めました。

 

罪の意識も家族への責任感も

なんにもなかったんだなということが

ショックですね。

 

来る裁判も、山本氏に罪を擦り付けるような

茶番が繰り広げられると予想。せめて

素直に罪を認めて反省してくれればという

家族の思いは、届かないでしょう。

 

完全に自分のことしか考えてない。

自分にとって都合の悪いことは忘れている。

悪いのは、検察とマスコミだぐらいに

思っているんでしょう

 

神様が残酷なんじゃなく

よしかずさんのしたことが

残酷。怖いのは運命じゃなく

人なんですよね。

 

今思うのは、もし林さんの事件でも逮捕を免れて

いたら、完全犯罪で殺されていたのは私だった

んだろうなということです。

 

私は命拾いをしたということなのでしょう。