今日は、月に一度の受診日でした。

主治医に

「一か月、どんなことがありましたか?」

と聞かれ、長女ははっきり

「朝から学校に行けた日がありました」

と答えていました。がんばりましたね

とほめてもらい、それはいつでしたか?

ときかれ

「金曜日」

と言っていました。学校いってみて

どうでしたか?と尋ねられると

「疲れました」

といっていました。

 

「体力がついてくれば、学校にいけるよう

になるでしょうから、焦らずに。よく休ん

でくださいね」

と言われて、診察室を後にしました。

 

受診後長女は

「わたし、金曜は朝から学校にいくよ。

次の日ゆっくり休めるからね」

といっていました。本人なりに

学校にいきたい、いけるようになりたい

どうしたら行けるようになるか

考えてるんだなあと思いました。

 

ちなみに

「不登校は、大半が親の責任」

と発言した市長さん。発言が切り取られて

一人歩きしてる感はあります。

 

市長さんが指摘したのは、親の責任問題ではなく

フリースクールの教育の質の問題だとは思います。

市長さんが指摘したいのは、フリースクールで

行われている教育内容が、普通教育の水準に

達しておらず、普通教育とみなせないという

ことですよね。

 

でもそこに総括するように

「不登校は大半が親の責任」

なんておっしゃるから、反発を招いたのだと

思います。

 

憲法は

「子女に普通教育を受けさせる義務」

をうたっていますが、学校に通わせる義務

ではありません。

ですから

普通教育を受けさせる場所が、自宅であっても

フリースクールであっても、かまわないわけです。

 

私はうちの子に、いつも言っています。

「学校にいかないのは、悪いことじゃないよ。

勉強しないのが、悪いことなんだよ。

親は働かなきゃいけない、子供は勉強しな

きゃいけない。それが憲法に書いてある」

 

うちの子は、学校にはいっていませんが

教科書準拠のチャレンジタッチで、

勉強はしています。塾にもいっています。

我が家は

学校には無理にはいかせていませんが

普通教育を受けさせる義務は果たしています

 

一方、学校には通っていても、授業中ずっと

寝ていたり、遊んでいたりして、ちっとも

勉強していないお子さんだっているでしょう。

勉強していなくても、学校にいきさえすれば

普通教育を受けさせていることになるのでし

ょうか?おかしくないですか?