不登校の子供をもつ私が、放課後等デイサービスを

立ち上げたとに対し、批判する方がおられますね。

「わが子で、金儲けしようとしている」

というものです。その方々は、障害児者福祉事業の

実態をご存じないようなので、教えてさしあげますね。

 

障害児者福祉事業の担い手のうち、少なくない方々が

身内に障害児者がいます。

「わが子に合う預け先がないから、自分でつくる」

との思いで立ち上げた事業者が少なからずいます。

 

障害児者福祉は、儲からず、リスクばかり多い

過酷な事業です。

多くの事業者が参入しては、撤退を繰り返す中

残っていくのは、障害児者家族が担う事業所です。

「わが子のためだから。兄弟のためだから」

との熱意と信念で、辛抱し、続けていけるのです。

 

うちの子が不登校になった当初、

以前は別の事業所と契約を結び

通わせようとしたことがありました。しかし

通所継続することができませんでした。子ども達が

通所拒否したからです。長女は私にいいました。

「他の事業所にはいきたくない。

私達の通い先は、ママがつくってほしい」

と。

 

そこで紆余曲折を経て、グループホームは廃業し

放課後等デイサービスをたちあげる決断をした

のです。

 

なお、グループホーム事業も諦めたわけでは

ありません。泉と名取では往復二時間かかり

通勤が大変だったので。

今度は、もっと自宅近くで、もう一度

グループホームをたちあげようと、物件探しは

継続していますよ。