ファーム富田で、ラベンダーの

絵葉書を買い、切手を貼って

弁護士事務所の住所と宛名

最後に大久保愉一様と書きました。


長女に

「この旅行、パパにもお金出して

もらってるからさ、一言書いて。

北海道楽しかったよとか、なんでも

一言でいいから」

と声かけしたら、しぶしぶ

「北海道楽しかったよ、長女名」

と書いてくれました。続いて次女は

嬉しそうにいろいろ考えながら

メッセージを書いていました。

「ママにはみせない」

とのことで、みせてはもらえま

せんでしたが。


そして、ラベンダー色のポストに

投函しました。


たぶん、よしかずさん、ハガキみて

泣くだろうなあ。なんて想像しました。

逮捕されてから、ずっと頑なだった

長女からの、はじめてのメッセージ

だから。


四人家族だったとき、パパは

子どもたちにいってました。

「富良野ってところにいくと

汽車が走っていて、ラベンダーの

花粉で紫の煙がたつんだよ。」


帰宅してから

次女はポツリいいました

「今頃じゃなくて、家族四人で

いけたときに、

北海道行きたかったなあ」

「ママのパパに対する気持ちは

どんなのなの?」

ときかれ

「しょうがないなあ、だよ。悲しんでも

怒っても、後悔しても、現実は変わらな

いから。今できることをどうやっていく

かだけを考えてるよ」

とお話しました。


ファーム富田の富田さんの生き様に

勇気づけられました。